このフィルムは高い耐貫通性能をもった防犯フィルムで、優れた強度が特徴です。防犯の基本は「侵入させないこと」。オートアラームなどで犯人を威嚇しても、ガラスを簡単に破られてしまっては、元も子もありません。ステラSSPは、厚み345ミクロンのポリエステル樹脂の多層構造により、最強の耐貫通性能を誇っています。さらに、万一ガラスが破られた場合でも、飛散防止効果でガラスが粉々になった状態でも護り続けます。脱落防止処理を施せば、ウィンドウガラスの元の形状を維持したまま、開閉が可能です。
ビーパックスで採用している防犯セキュリティフィルムは、セイコーステラのシークレットセキュリティーフィルムSSPです。平成11年6月27日、山陽新幹線のトンネル内壁落下事故が発生したことにより、JR 西日本の要請を受け、ステラSSPは開発されました。現在、特急はくたかやサンダーバードに正式採用され、のぞみ等の新幹線での試験も行われています。
また自動車には、あるレーシングファクトリーから依頼を受け、時速300kmでガラスに接触する飛び石、タイヤカスの塊を防ぐ有効な防御フィルムとして、メーカーワークスチームから装着が始まり、無限NSX、ニスモGTR・Z、トムススープラを筆頭に数多くの全日本GT選手権レース用マシンが使用しています。その他、パリ～ダカールラリー、防衛庁の要請でイラク派遣車両の一部など、官民問わず幅広く採用され、現在もっとも優れた対衝撃性の高い防御フィルムとして認められています。
防犯セキュリティフィルム パンフレット（PDF）
窃盗犯が侵入にかかる時間が5分を超過すると、7割が侵入をあきらめるというデータが出ています。ステラSSPは、ガラス破り試験において最長データを記録しています。また、ガスバーナーによる焼き切り試験では、最も高価な防犯ガラスとの溶解試験に競い勝ち、ガラスメーカー担当者の顔色が青くなったという逸話が報告されています。さらにステラSSPは、国土交通省が公表した『防犯性能の高い建物部品目録』（官民合同会議による）にもその名を列ねており、まさに防犯のエキスパートと言える製品なのです。
ステラSSPが他メーカーに比べ、透明度も優れています。そのため、自動車ガラスとの相性が非常に良いのです。時速300kmでレースを行うドライバーの視界にも全く問題なく、車の防御力・安全性を高めています。紫外線カット効果、防虫効果もありながら、透明性も維持されており、施工の有無が非常に分かりづらく自然な仕上がりになります。
当WEBサイトでもご紹介している通り、ビーパックスでは防犯フィルムを施工したガラスの破壊実験を何度も行ってきましたが、製造元であるセイコーステラ社でも、バールやハンマーなどさまざまな道具を使っての破壊テスト、焼き切りテスト等を行っています。中でも「防弾ガラステスト」では、「現実的な選択の中で最大強度の空間を実現することができる」という証明をしています。この「防弾ガラステスト」は、通常の防弾ガラスの約半分の厚さのフロートガラスにステラSSP1218CLを施工したものに対して防弾性能を試したものですが、その実験結果から分かるように、ステラSSPは防犯だけにとどまらず、対テロ・身辺警護にも対応し得る製品であることが分かります。セイコーステラ社が行ったさまざまな自社テストの様子は、セイコーステラ社のWEBサイトにて映像が公開されています。ビーパックスが行ったフィルム破壊実験と合わせてご覧ください。
破壊実験MOVIE
自動車ガラスは曲面で、かつ一般の窓ガラスと比べると薄く作られています。ところが、防犯セキュリティフィルムは一般的なウィンドウフィルムの14倍以上の厚みがあるため、特に曲面に施工するには特殊なインストール方法と高度な技術が必要になるのです。そこでビーパックスは、防犯セキュリティフィルムを自動車へインストールする最適な方法を開発しました。ガラスが割れた状態でも窓の開閉を可能にするのも、特殊なインストール方法によるものです。
また、ビーパックスではいち早く、建物や自動車ガラスの防犯セキュリティフィルムとしてステラSSPの試験採用を開始し、メルセデスやベントレー、センチュリーなどの車種をはじめ、数十台の車両にも施工してきました。
ビーパックスには、自信を持ってお奨めできるセキュリティーフィルムのインストール実績と技術があります。
