お車をお預かりした際、お客様立ち会いのもと車両の傷、車内の荷物、商品とその取り付け場所を確認します。今回は、インダッシュタイプのナビ・オーディオユニット、パワーアンプ、パワーアンプ内蔵センタースピーカーの取り付けを行います。（パワーアンプとは、スピーカーが駆動できるほどに電力を増幅させるためのものです。）
カーオーディオはサウンドシステムの性能だけでなく、インストールの仕方一つで大きく音質が変わります。B-PACSでは、ケーブルの種類、接続方法、配線場所、それら全てに気を配り、長年オーディオに携わってきた専属のインストーラーが高い技術でインストールいたします。
取り付け作業中に身体が接触すると思われる部分を専用の保護テープで養生し、座席には専用シートカバーをかぶせます。
商品を取り付ける箇所の周りのパーツ類を専用工具を使って丁寧に取り外します。
機器類を取り付けるにあたり「デジタルマルチテスター」で電圧を測定し、機器に設定されている条件などに適合するかどうかを確認します。
特に輸入車（欧州車）はパルスが弱い場合があり、正常に車速パルスがとれなかったり、セキュリティー強化のためのスリープ機能が働いたりと、お車によって設置条件が違います。そういったさまざまな条件に対応するため、電圧は正確に計測する必要があるのです。
カーナビの動作に必要な、GPSやVICSのアンテナを取り付けます。最近ではこのようなアンテナ類は、フロントガラス上部に貼り付けるものが主流になっています。
カーナビのオプション機能である音声認識用のマイクを取り付けます。配線の際、コード類はピラー（内装）の内側を通したりするなどして、出来る限り見えないようにします。
ナビ・オーディオユニット、パワーアンプ、センタースピーカーを取り付けるにあたり必要となる、電源コードや車速パルスなどを取り出します。
センタースピーカーを取り付けます。機器の取り付け場所により、商品に付属しているコードでは長さが足りないこともあります。そのような場合は、お客様のお車にジャストフィットするよう、コード自体を改造します。また、コードがたるんだり動いたりしないよう、専用のパーツで固定します。
ナビ・オーディオユニットを取り付ける場所に土台となる枠をはめ込み、ユニット本体をぴったりと収めます。お客様のご要望によって、オリジナルの枠やカバーを作成することもあります。
パワーアンプにスピーカー、ナビ・オーディオユニットを接続します。そのままではどうしても衝撃に対して弱くなってしまう接続部分には、カバーをかぶせて補強します。
カーナビが正常に作動するかどうか、オーディオのコントロールが正常にできるかどうか、スピーカーから音声が正常に出力されるかどうか、各機器の接続確認と設定を行います。
パワーアンプを固定します。今回は、トランクに設置しています。
取り付け作業前に取り外したパーツ類を取り付け、全て元通りにします。
最後に車両のチェックランプ等が消灯したことを確認し、車内を清掃します。清掃後、お客様に商品の操作説明をさせていただくと共に、車両をご確認いただいた後、お引き渡しとなります。
