作業工程:カーナビ取り付け編

あなた好みのナビゲーターに カーナビゲーションは、いくら高性能なものであっても、取り付ける場所などによって使い勝手が大きく変わります。加えて、カーナビゲーションの取り付けは難易度が高く、正しく美しく設置するには知識も技術も必要です。B-PACSでは常に、お客様の視点を考えながら、お客様一人一人にあう取り付け場所や方法をご提案しています。まずはお客様のご要望をお聞かせください。専属のインストーラーが、お客様好みのセッティングを実現します。

カーオーディオ

Step1 取り付けの準備

Step1-1 取り付け場所などの確認

お車をお預かりした際、お客様立ち会いのもと車両の傷、車内の荷物、商品とその取り付け場所を確認します。今回はBMW3シリーズ E91に、カーナビとバックカメラの取り付け作業を行います。

Step1-2 車両の保護

取り付け作業中に身体が接触すると思われる部分を専用の保護テープで養生し、座席には専用シートカバーをかぶせます。

Step1-3 パーツの取り外し

商品を取り付ける箇所の周りのパーツ類を専用工具を使って丁寧に取り外します。

Step1-4 電圧の確認

機器類を取り付けるにあたり「デジタルマルチテスター」で電圧を測定し、機器に設定されている条件などに適合するかどうかを確認します。
特に輸入車(欧州車)はパルスが弱い場合があり、正常に車速パルスがとれなかったり、セキュリティー強化のためのスリープ機能が働いたりと、お車によって設置条件が違います。そういったさまざまな条件に対応するため、電圧は正確に計測する必要があるのです。

Step2 取り付け作業

Step2-1 バックカメラの取り付け

リアドア部分にバックカメラユニットを取り付けます。いかに目立たないように取り付けるかが腕の見せ所。コード類は内装の内側など外から見えないところに配します。
バックカメラは、ご要望に応じてボディー内に埋め込んだり、ボディーカラーと同色に塗装したりという加工も、オプションでお受けできます。

Step2-2 アンテナの取り付け

カーナビの動作に必要な、GPSやVICSのアンテナを取り付けます。最近のカーナビのアンテナは、フロントガラス上部に貼り付けるものが主流になっています。

Step2-3 音声認識用マイクの取り付け

カーナビのオプション機能である音声認識用のマイクを取り付けます。

Step2-4 必要なコード類の取り出し

カーナビを取り付けるにあたり必要となる、電源や車速パルスなどのコードを取り出します。カーナビは様々な機器と連携しており、それらの接続方法や処理方法で精度が変わると言われているほどシビアです。

Step2-5 カーナビ本体の取り付け

カーナビ本体を取り付け場所に一度当て、ネジ穴などの型を取った後、型通りに取り付けます。美しい仕上がりにするためには欠かせないひと手間です。また、コード類はピラー(内装)の内側を通したりするなどして、出来る限り隠します。
量販店での取り付けとは違い、お客様のご要望通りの設置が可能です。当店での購入有無に関わらず、持ち込みの製品でも加工して取り付け可能です。

Step2-6 モニターの取り付け

カーナビのモニターを取り付けます。モニターは操作パネルにもなっていますので、設置する角度などによって使い勝手が変わってきます。常にお客様の視点で考えて取り付け場所を決定し、本体同様、取り付け場所に印をつけて歪みなどは一切ないように設置します。またコード類も本体同様、外から見えないように処理します。
今回は、「エアコンモニタースタンド」というスペシャルパーツを使用し、オンダッシュモニターを取り付けます。

Step2-7 機器の接続

カーナビ本体に、バックカメラ、音声認識用マイク、カーナビモニター、純正オーディオをそれぞれ接続します。

Step3 仕上げ

Step3-1 パーツの取り付け

取り付け作業前に取り外したパーツ類を取り付け、元通りにします。

Step3-2 商品の動作チェック

カーナビが正常に作動するかどうか、バックカメラの映像がカーナビのモニターへ映し出されるかどうか、取り付けた商品の動作チェックを行います。

Step3-3 車内清掃

最後に車両のチェックランプ等が消灯したことを確認し、車内を清掃します。清掃後、お客様に商品の操作説明をさせていただくと共に、車両をご確認いただいた後、お引き渡しとなります。

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