そもそもコーティングをする理由は?別にしなくてもいいのでは?

車にコーティングはなぜ必要なのでしょうか?自宅に洗車スペースがあって毎週洗車する方なら、不要なのでしょうか? 安価なコーティングと高価なコーティングは何が違うの? ディーラーがサービスで付けてくれるのなら、それでいいのでは? コーティングについえて考え出すと素朴な疑問が色々出てきます(笑)
今回はコーティングの意義について、シンプルに考えてみます。まず少なくとも次の5点が思い浮かびます。
1. ツヤが出て見た目がキレイになる
コーティングをすると、車の表面がなめらかになり、新車のようなツヤと輝きが長持ちします。ワックスよりも持続力が高く、手間をかけずにピカピカの状態を維持しやすくなります。
2. 洗車が楽になる
コーティングをしておくと、汚れが落ちやすくなり、洗車や拭き取りの時間を短縮できます。洗車にかかる労力やコストを削減できます。オーナー自身が洗車される場合は、これが一番のポイントかと思います。
3. 汚れがつきにくくなる
コーティングをすると、車の表面に撥水・防汚効果が生まれ、汚れが付きにくくなります。特に鳥のフンや花粉、黄砂などの汚れも落としやすくなります。
4. 塗装を守り、車が長持ちする
紫外線や酸性雨は、車の塗装を劣化させる原因になります。コーティングをすることで、塗装の上に保護膜ができ、色褪せやサビの発生を防ぎ、車の美しさを長持ちさせることができます。
5. 車の価値が下がりにくい
車を売るときに、ボディの状態が良いと査定額が高くなることがあります。コーティングをしておくことで、傷や色褪せを防ぎ、未施工車よりもリセールバリューを期待できます。
コーティングは、「汚れにくくなる・塗装を守る・洗車のストレスが減る」というメリットがあります。結果的に、メンテナンスが楽になり、車の価値も維持できるので、長くキレイな状態で乗りたい人にはおすすめです。
では、ディーラーよりも専門店でガラスコーティングを選んだ方が良い理由は何でしょう?こちらも5点にまとめてみました。
1. コーティングの質が高い
専門店では、プロ専用の高品質なコーティング剤を使用し、耐久性や撥水性に優れたコーティングを提供しています。ディーラーのコーティングは、量産向けのものが多く、持続性や性能で劣ることがあります。
2. 下地処理(研磨)の技術が高い
コーティングの効果を最大限に発揮させるには、下地処理(塗装面の磨き・傷消し)が重要です。専門店では、経験豊富な職人が車の状態に合わせて丁寧に研磨し、傷やシミを除去してからコーティングを施工します。
一方、ディーラーでは下地処理を簡略化することが多く、本来のコーティング性能を引き出せない場合があります。
3. 施工環境が整っている
専門店では、専用のブースや照明設備を備えた環境で施工を行います。
コーティングはホコリや温度・湿度の影響を受けやすいため、施工環境が仕上がりに直結します。ディーラーでは、整備工場の片隅で施工することが多く、環境が万全でない場合があります。
4. メンテナンスサポートが充実
専門店では、施工後のアフターケアとして、定期メンテナンスや専用の洗車方法のアドバイスをしてくれます。コーティングを長持ちさせるためには適切なケアが必要なので、メンテナンスが充実している専門店が安心です。ディーラーでは、コーティング後のサポートが少なく、「施工して終わり」になりがちです。
5. コストパフォーマンスが良い
ディーラーのコーティングは、施工自体は外部業者に委託していることが多く、中間マージンが発生するため、価格の割に質が低いことがあります。専門店なら、直接施工するため余計なコストがかからず、高品質なコーティングを適正価格で提供が可能です。それでもハイグレードタイプは高価ではありますが。。
ディーラーのコーティングは「手軽さ」はありますが、「本格的な仕上がりや耐久性」を重視するなら、専門店のがおすすめです!
愛車はシトロエンのベルランゴになりました。テスト的にコーティング施工前と施工後で何度か洗車をしましたが、コーティング施工後は洗い上げから、拭き取りが本当に早く楽になりました。大きいサイズの車両ほど、コーティングが必須だと身をもって実感しています。