車両の後付けカメラ・・・出っ張っていませんか??
現代の車にはバック時の後方確認やデジタルインナーミラーのカメラなど沢山のカメラが装着されています。
標準装備の車は心配ないのですが、後付け製品の装着時には少し注意が必要です。
各カメラの取付には専用のブラケットステーで車両の外装に両面テープなどで貼り付けるのが最も多いケースです。
その際に問題となるのが外突規制による保安基準に抵触する可能性が出てくることです。
多くの車両用カメラはカメラレンズやケース部は規制対応で設計されています。
しかしブラケットステー部は外部に露出してはいけないことになっています。
ライセンスガーニッシュ下などの入り込んだ場所に貼ると適合になるのですが、リアゲート外板部に直接貼るとNGになったりします。
そこで国内のカメラを取り扱うメーカーは車種別のインストールキットなどを設定して、カメラの信頼性と併せて安心確実な取付もセットにしています。
しかし国産主要車種しか展開されていない為、その他の車種は取付店の技量でカバーすることになります。
ビーパックスではエクステリアへのカメラ取付の際は極力埋込加工を施した取付を提供しています。
今回は様々な車種でのカメラ埋め込み施工例をご紹介します。
左・ミニクーパー 右・フィアット500
左・アバルト500 右・フィアットパンダ
プジョーRCZ 加工中~埋込完成
左・ルノーカングー 右・ランドクルーザー80
バックカメラの施工例です↑
ビーパックスでバックカメラ取付をご依頼いただいた場合、可能な限り↑の様なガーニッシュ加工取付をご提供しています。
見た目のスマートさももちろんですが、バンパーを手前に僅かに映す形で後方を広く確認できるような画角設定を狙うので、見た目も見え方も◎な取付です!!
左・スバルWRX ドアミラーサイドカメラ 右・DS4 ドアミラーサイドカメラ
またバックカメラだけでなくサイドカメラの取付もスマートに取付可能です。
こちらは埋込専用のカメラユニットを使用しますが、鏡面が動く隙間を残した埋込取付にはコツがいります。
またメーカー純正は表示が見ずらい場合があり、カメラ映像だけの取り出しが出来ない場合がほとんどです。
その場合は専用カメラを設けて別のモニターに映し出すなど、使用環境や駐車環境に合わせてご希望の装備をご用意することも可能です。
こちらは最近施工した200ハイエースワイドのバックカメラ埋込取付作業です。
このメッキのライセンスガーニッシュを加工し純正風の埋込仕上げにしていきます。
使用するカメラはカロッツェリアのスタンダードなバックカメラユニットBC9です。
コンパクトかつワイドな視野角がバックカメラには要求されます!
加工取付にはカロッツェリアかパナソニックのカメラをおススメしています。
リアガーニッシュを取り外し、カメラブラケットの取付スペースや角度などを考慮して取付位置を選定。
取付後に角度が変わってはいけないのでまずはしっかりとした固定が出来ることが優先です。
それに合わせて出来るだけカメラギリギリのサイズ感で穴あけしていきます。
車種別キットの場合はこの点は型紙通りに加工すれば、難なく取付できてしまいますが設計上の隙間が多く空いていしまう難点もあります。
現車合わせの場合は少しづつ広げていくので仕上がりに差が出ます。
言わなければ存在に気付かないくらいのスマートさで純正カメラレベルです。
見た目にカッコイイ装備ではないので、いかに隠すかがポイントですね!!
見た目ばかりでなくカメラ映像もこの通り!!
バンパーの端をギリギリに設定することでより遠く距離感を感じ取ることができる画角で後方確認ができます。
単にカメラを付けただけだと自然な映像が得られにくく、かえってカメラ映像に注視してしまい目視での確認を怠り思わぬ事故につながる恐れもあります。
現行のお車はサイズが大型化してきている傾向がありますので、追加カメラなどで死角をなるべく減らして安心安全なカーライフを楽しんで頂けたら!と思います。
ここを映したい!このモニターに映せる?今付いてるカメラをスマートに取付したい!などお気軽にご相談ください!!
車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。