B-PACSBLOG2024【自分でできる!】セラミックコーティングメンテナンス

【自分でできる!】セラミックコーティングメンテナンス

2024/11/01 08:00 CATEGORY: ボディーコーティング

当店でもセラミックコーティングを取り扱い始めて4年が経過しました。

今後もラインナップは増えていきますが・・・・

皆さんがあまり知らないセラミックコーティングメンテナンスのやり方を今回はご紹介します!

(やり方を覚えれば簡単です!)

セラミックコーティングは皆さん【ガラスコーティングより強い!】と言う認識がかなり広まったと思います。

コーティングだけではなくメンテナンス用品もセラミックコーティングブランドが出しているものは、日本のものより特殊な成分が入っており強力なものが多いです! ※一部除く

そもそもセラミックコーティングは薬品耐性が強力な為、シミ取り剤の酸性やアルカリ系の液剤には強い傾向があります。

※撥水が無くなったからといってコーティングが取れているわけではありません!

今回は当店の代表的なセラミックコーティング【GTECHNIQ】のメンテナンス剤をpickup

この後ご紹介するのは洗車(水分の拭き取りが終わった状態)からスタートです!

シミ・汚れ取り

まずはコーティング表面に付着している汚れを除去するところからメンテナンスは始まります。

汚れと言ってもいろんな種類のものがありますが今回は1番気になる目に見えるシミを除去する商品をご紹介!

 

【GTECHNIQ】W9 Water Spot Remover I ウォータースポットリムーバー

W9ウォータースポットリムーバーは、セラミックコーティング(ガラスコーティング)施工車両のメンテナンス専用に開発された製品です。

そのため、スケールは除去できたがコーティングまで落ちてしまったということがないよう、絶妙な成分配合がされています。

スケールが付着して撥水が弱まってしまったボディに、定期的に使用することで塗装面の異物を取り除きセラミックコーティング本来の撥水性能を取り戻します。

W9 は、マット仕上げを含むすべての塗装タイプに使用できます。また、塗装以外にも「樹脂パーツ」「カーボンパーツ」「ゴムモール」などにもご使用いただけます。

※酸性耐性がないガラス、セラミックコーティングですと、少なからず被膜を痛めてしまう可能性があります。初めてご使用される場合は、目立たないところで様子を見ながらお試しください。

使用方法

①ボディの水分が拭き取り出来ている状態にしてください。

②マイクロファイバーに2〜3回スプレーを吹きかけ気になるパネルに塗り込んでいきます。

③1パネル塗り込みが終わったらマイクロファイバーにもう1度スプレーを吹きかけ再度そのパネルを塗り込みます。

1回目の塗り込みでシミの成分を浮き上がらせ、2回目で拭いとるイメージです。

④水で塗り込んだパネルをよく流してください。

ちょっと跡が残っている場合はシャンプーで洗っていただければ大半は除去可能です。

 

やり方自体はそこまで難しいものではないですが、拭き取ったところにまた水をかけて拭き取らないとダメなのでそこだけが手間ですね。

全てのパネルに施工する必要はなく1ヶ月に1回ボンネット・ルーフに施工していただくのがオススメです。

そこまで強い酸ではないので人間の目で見てくっきりと見えるシミは除去出来ません。

※乾いたら見えなくなるようなシミが対象

ウォータースポットリムーバーを使用してコーティングの水の流れが悪くなるのは表面の撥水層が酸で傷んでしまうことによるものなので使用した際はメンテナンス剤による撥水層の補填が必要になります。

コーティング補填

次にシミ取りとセットで使っていただくのが

【GTECHNIQ】 C2 Ceramic Sealant I セラミックスプレーコーティング 

 

C2セラミックシーラントは、Gtechniq の Smart Surface Science (スマート サーフェス サイエンス) により、自動車、バイク、ボート、飛行機に優れた撥水性と保護効果を与え、汚れの付着を低減する効果があります。

更に艶が増すことで、小傷を隠蔽することができ、シロキサン含有のセラミックスプレーコーティングで最長6ヶ月間撥水効果が持続します。

単体での施工はもちろんのこと、硬化型ガラス・セラミックコーティングのトップコートやメンテナンスにも最適です。

塗装だけでなく、窓ガラスやホイール、ヘッドライト、カーボンパーツなどあらゆる箇所に施工が可能です。

また、ラッピングやPPF(ペイントプロテクションフィルム)施工車両にもご使用いただけます。

使用方法

①水分が残っている状態でも無い状態でもどちらでも施工可能です。

※より効果を求めるのであれば水分が無い状態がオススメです。

②ボトルをよく振りマイクロファイバーに2〜3回吹きつけてください。

※最初だけ2〜3回吹きつけ、その後はパネルごとに1回マイクロファイバーに吹きつけてください。

③パネルごとに塗り込み・拭き取りを行ってください。

※使用マイクロファイバーは2枚。塗り込み用・拭き取り用で使用

④拭き取りが終わればムラが出てないかチェックして完成です!

 

まとめ

洗車+aをすることでコーティングの力を最大限に引き出すことができ長期に渡り車をきれいにすることができます。

今回、紹介したやり方で除去できない無いものなどはコーティングのメンテナンスをご依頼いただけると幸いです。

最後にマル秘情報として・・・

これから冬を迎え道路には塩化カルシウム※1などの凍結防止剤が撒かれ、車のドア下部などに付着しコーティングを侵します。

※1 塩化カルシウムは水と反応して多量の溶解熱を発生するほか、水の凍結温度を大幅に素早く下げるため即効性の高い凍結防止剤・融雪剤として冬場の道路などで使用されています。

ウォータースポットリムーバーは塩分を分解し除去できるため融雪剤・海辺の塩害対策などに効果を発揮します。

STAFF
林田 尚也
NAOYA HAYASHIDA
担当:店長/コーティング
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小学生の時に車の魅力に惹かれて、今では車を綺麗にする事に夢中になっています。 趣味は、ゲーム・寝る事・洗車…子供の頃のワクワク感を忘れず、楽しく作業をしています。