B-PACSBLOG2024ランクル70の劣化したスピーカーをリーズナブルにリフレッシュ!そして驚きのサウンド変化♪♪

ランクル70の劣化したスピーカーをリーズナブルにリフレッシュ!そして驚きのサウンド変化♪♪

2024/08/26 10:00 CATEGORY: カーオーディオ スピーカー交換


ランクル70のノーマルスピーカーのリフレッシュ作業を行いました!!

初代モデルの最終販売年が2004年なので・・・比較的新しい車両でも20年は経過しています。

この車齢となると、必ずと言っていいほどスピーカーが劣化損傷し音質が悪化しています。


ヘッドユニットはイマドキのディスプレイオーディオが装備されていて操作も快適な感じでした。

しかしせっかく最新のデジタルソースが楽しめるのにスピーカーが劣化したままではもったいないですね。


ご入庫時のフロントスピーカーの状態↑

無骨な鉄板ダッシュの開口部から10㎝スピーカーが顔を覗かせています、下の方に出ているのはコーンの外周のウレタンエッジです。


フロントスピーカーの取り外しにはインパネやエアコンダクトの取り外しが必要で少し手間が掛かります。

上は助手席側でグローブボックスを取り外した後にエアコンダクトを取り外し、裏側のナットを解いていきます。

専門店での交換を強くお勧めします(笑)


取り外したノーマルスピーカー↑

かなり劣化が進みエッジは2/3が欠損、残りも指で触れるだけで崩れ落ちます。

これでは音圧が全くかからないのでスカスカで耳障りなサウンドしか再生できません。


今回はリアスピーカーも交換していきます。

リアはオーソドックスな16cmのタイプです。

スピーカーの取り外しには大きな内装パネルを丸々取り外します。

フロントとは違って、グリルからは損傷は見受けられなさそうです。


パネル取外し後↑

ぱっと見大丈夫そうですが・・・よく見るとネット越しにスピーカーエッジの亀裂が見受けられますね。

やはり車両全体のスピーカーが経年劣化での損傷を受けています。

フロントに比べて口径的にも低位域が出やすく、音のバランス面でもしっかりと鳴らしたいスピーカですが、この状態ではエッジ欠損も時間の問題です。


今回はフロント&リア共にカロッツェリアのカスタムフィットモデルFシリーズを取付けます。

フロントは純正同径の10㎝、リアは16㎝で共にコアキシャル2wayスピーカーです。


フルレンジから2wayスピーカーになるだけで高域の透明度が一気に上がります!!

そしてエッジが損傷して殆ど再生できていなかった中低位域が豊かになるのでリーズナブルなユニット選択ですが、確実に音質向上が望めます!!


フロントスピーカは純正のブラケットステーを流用、ノーマルスピーカーと同様にフレームの一部をまげて装着するだけで純正位置に装着可能でした。


交換取付後↑

チラリと開口部よりツィーターが見えます!!

見た目の変化は最小に大きな音の変化が期待できます!!


リアスピーカーは純正スピーカーを解体加工してフレーム外周部を切削成型、それをブラケットステーとしてカロッツェリアスピーカーをマウントしました。

2点留めですがフレームの折り返し部は残すように成型したので強度は◎です。

小径のフロントではカバーし難い低域をリアスピーカーで鳴らせるように考慮しました。


リアの内張を復元↑

よく見ないとわからないくらいの変更で前後共に純正感を崩しません。


カロッツェリアのディスプレイオーディオにてサウンドセッテイングを実施!!

主にフロントで中高域、リアで中低域、メインユニット内の利用できる補正機能は使い尽くしフロント&リアの特徴をステレオ空間に!!

設定も狙い通りに高めの位置にて完了です!

リアクオーターにデッドニング施工すると、もっと低域が豊かになるとは思いますが、ユニット選定時の予想以上に調整後はイイ感じにキマりました!!

費用対効果としてはかなり効果的なリフレッシュプランとなりました♪

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藤井 一輝
KAZUKI FUJII
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。