B-PACSBLOG2024シトロエン「C5X」コーティング施工

シトロエン「C5X」コーティング施工

2024/07/11 10:00 CATEGORY: ボディーコーティング

シトロエンC5Xは、エアロダイナミックなデザインで、空気抵抗を抑えて燃費性能を向上させており、シトロエン独自のハイドロニューマティックサスペンションを採用しており、しなやかで快適な乗り心地を実現しています。また、シトロエンC5Xは、セダン。ステーションワゴン、SUVの要素を融合させた独特のデザインが特徴で、環境性能、デザイン、乗り心地のバランスが取れたモデル「シトロエンC5X」になります。

今や全てのメーカーの現行モデルは、独特のボディーデザインになってます。

車の塗装は基本的には、3層で構成されています。
下塗り(サビ止め)→中塗り(カラー色)→上塗り(クリア)の順に塗装され、車の外観を美しくするだけでなく、車を腐食から保護し、耐久性を高める役割をしています。
この3層の厚みは、メーカーによって異なりますが一般的に、100ミクロン~150ミクロン(0.1mm~0.15mm)の厚みで、紙幣で100ミクロン0.1mmの厚さ、雑誌の表紙が150ミクロン0.15mmの厚さと言われています。
クリア層は塗装の表面に散布されている透明な塗膜で、塗装の保護し、光沢や色を維持する役割を果たしています。クリア層が薄くなると、塗装がキズつきやすく、光沢や色が落ちやすくなります。そのため、クリア層の保護は、自動車の塗装を長持ちさせるために重要な塗装になります。
磨き作業で、磨く層はと言うと、クリア層を磨き入れる作業が「磨き作業」になります。その厚さと言うと、20ミクロン~30ミクロン(0.02mm~0.03mm)程度でポリ袋の厚さ相当になり、髪の毛の太さの10分の1程度の厚みで、髪の毛より薄い層に磨き作業をします。

そんな、「薄いクリア層なのに新車時は磨き作業しなくてよいのでは?」と思いますよね。たしかに、磨かずに残しておきたい綺麗なクリア層。しかし、車が製造され納車されるまで密封されて運ばれる事はないので塗装面は外的要因(鉄粉・油汚れ等)さらされています。簡単に汚れを取り除く事が出来るものありますが目で判断することが難しい汚れもあります。微細なキズなども付いるので、それらを磨き作業で取り除きます。

決してガリガリと磨きません。磨き作業が出来るクリア層が無くなれば二度と磨く事が出来ません。塗装を入れないと直りません。負担をかけずにポリッシャー・コンパウンド・バフの組み合わせで調整研磨した塗装面は艶・光沢出しコーティングコート剤の定着が増しコーティング性能を発揮する事ができるのです。

ガラスコーティングの塗り込み、拭きあげ作業の注意点については、以下のようなことが挙げられます。

  • 塗り込み作業は、塗料が乾燥する前に均等に塗り込むことが大切です。また、コート剤が乾燥する前に拭き取ることで、ムラを防ぐことができます。
  • 拭きあげ作業は、コート剤が完全に乾燥する前に行うことが大切です。
  • 拭きあげ際には、柔らかいマイクロファイバークロスを使うことで、拭きキズの軽減ができ、汚れたマイクロファイバークロスをを使わないことが大切です。
  • 仕上げに、特殊発光LEDを使用して、拭き残し、ムラが無いか確認します。

これらの注意点を守ることで、より美しい仕上がりを実現することができます。

コーティングの性能を発揮すには、ポリッシング(研磨作業)知識と経験が必要になり、容易に施工すると塗装ボケを起こすなど、塗装をダメにする事があります。コーティングもそうですが、コーティングプロショップとして出されているお店よりコーティング剤に含まれているカラス純度が違い艶にも差が生まれます。コーティング専門店では、純度の高いコーティング施工を行える知識等あるので、より艶を長く保持するのであれば、コーティング専門店での施工をお勧めします。
ビーパックスでは、新車でも、ポリッシング(研磨作業)は、行います。知識の無いプロショップではそのまま、コーティング塗るお店もあるそうです。「コーティングしているのに、艶も無いし・撥水もすぐに落ちたと」相談されるユーザー様も多く来店されます。
コーティング施工での不安やお悩みのユーザー様、ビーパックスコーティングスタッフは不安やその悩みを解決し施工を行い、真心込めて施工し皆様の愛車を大切にお預かりさせて頂きます。メンテナンスの相談もお気楽にご相談ください。是非、お待ちしております。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。