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トヨタ「エスクアィア」ソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工

2024/05/28 10:00 CATEGORY: ボディーコーティング

トヨタ「エスクアィア」塗装リセット研磨及びソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工行いました。

トヨタおいて、かなり古くから現在に至るまで、多くの車種にポピュラーに使用されている、黒味の深い漆黒の黒色ソリッドカラー「トヨタ202ブラック」の塗装研磨作業は、非常に難易度が高く「磨き泣かせの塗装」と知られています。

202ブラックは、他の塗装に比べ塗装が柔らかいのが特徴です。そのため、磨き作業中にキズを付けてしまうリスクがあります。さらに単色(ソリッド)なので鏡の様に輝き光の反射でキズが目立ちやすいという問題もありますので。特に、照明が当たると細かなキズでも簡単に確認できてしまいます。その理由から磨き作業には、知識・経験が必要となります。

具体的に以下の点に注意する必要があります。

・適切なコンパウンド、バフを使う。

塗装の硬さやキズの状態に合わせたコンパウンド、バフを使用します。202ブラックの場合は粒子の細かいコンパウンド、バフはキズが付きにくい物を使用し、磨き作業を効率化し仕上がりを向上させることができます。

・適切な磨き方をする。

202ブラック塗装は、磨き方にコツがあります。磨き手順やバフに与える圧力、磨く時間など、正しい知識・技術身につける必要があり熟練の技が求められます。
適切な磨き作業が出来ていないと簡単にキズが付き綺麗な仕上がりになりません。

磨き手順は、塗装についているキズやシミなど除去し、磨き作業につくキズを細かなコンパウンドで完全にキズを消し去り、光沢を仕上げていきます。専用の照明を使用して微細なキズを確認しながら作業を行います。わずかな磨きキズでも目立ってしまうため、非常に繊細な作業が必要です。

バフに与える圧力(押さえる力)は、バフはポリッシャーのパットについて回転しいます。塗装面にコンパウンド、バフが密着し摩擦することでキズなど除去しています。
押さえる力が強すぎたり弱すぎたりしてもキズが入ります。均等に押さえる力が非常に難しく熟練が必要です。

磨く時間は、どの色も同じですが、202ブラックは作業工程も多く、時間と集中力が必要で。落ち着いた雰囲気で作業を心掛けています。

これらの点により、磨き上げた202ブラックは鏡のような輝き艶が発揮されます。

コーティング施工「拭き上げ」の注意点をあげてみます。

・拭き上げは」柔らかいマイクロファイバークロスを使います。

・コーティング被膜に傷をいれないように、力を入れすぎないよう拭き上げます。

・水滴を残すと水アカやシミの原因に。

コーティングの拭き上げは施工の良し悪しが出てしまう重要な作業です。失敗すると再度磨き作業を行うことになり、塗装面のダメージにつながります。
拭き残しやムラがなければ完成です。

ソフト99G`ZOXリアルガラスコートClass-R

ガラス系被膜の分子構造内に撥水基の化合物を科学的に結合させることで、高い撥水効果と艶・光沢を両立させたコーティングです。リアルガラスコートClass-Rの特徴である撥水効果は油性の汚れ・酸性雨など塗装面を傷めず撥水の力で簡単に水で流す事が出来ます。

日本国内は気温・湿度の変化が激しい国で、夏と冬の気温差は地域によって違いはありますが、激しい地域なら約40~50℃近い温度差があり、湿度も夏場は湿度が高くムシムシしていますし冬場は乾燥し肌がカサカサてよくありますよね。そんな気温・湿度の変化にも強い安定したコーティング被膜形成と撥水効果を持続可能なコーティングです。
リアルガラスコートClass-Rの仕上がりは、旧モデルリアルガラスコートよりガラス被膜の硬度が高くクリスタルガラスを彷彿させる美しい光沢を発揮する『リアルガラスコートClass-R』です。

 

 

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。