プジョー「308 SW」コーティング施工
プジョー「308SW」コーティング施工行いました。
磨き作業の写真で、ふと思う事があって、自分、この磨き作業「何を考えて作業してるのかな?」と…
①あまり何も考えていません。(笑)少し言い方が悪かったかもしれません(笑)ようは、「無心」です。自分自身の心の気分を一定にしています。イライラした気分での作業は出来が悪いと考えています。気持ちを一定にリラックスし心のゆとりのある作業を心掛けています。
➁目線。キズ・雨染み、汚れなどを確認できる目。あと長年培った経験で、塗装面の輝き・艶が発揮出来ているかを確認できる目。
③両腕の力加減。近年のポリッシャーの使い勝手は、扱いやすくなっています。ひと昔では、力加減が間違えるとポリッシャーが暴れて、ちゃんとした磨きが出来ず最悪の場合、キズが増える塗装が無くなる事も。磨いている時は、ポリッシャーを抑える事はもちろん、力加減が右側や左側、上下に何処?磨いている力が入っている感覚を両腕で確認してポリッシャーを動かしています。
④耳(音)。ポリッシャーを動かしている時は、モーター音やギア音がウルさい音を立てています。しかし、長年この仕事をしているとポリッシャー音でしつかりと磨けているか磨けてないかが音で分かる様になったりします。ポリッシャーが調子が悪い音や故障した音まで分かってしまいます(笑)①でもお伝えした、無心の時とイライラした時のポリッシャー音は全然違います。磨き作業で何気なく聞いているポリッシャーの音も、しっかりと磨けている音かは意識して聞いて作業してます。
磨き作業で、ポリッシャー・バフ・コンパウンドの組み合わせは重要なのですが、この4つは意識して作業してます。
磨き終わった塗装面の輝きにガラスコーティングを塗り込むことで、ガラスの透明感のある輝きになります。
コーティングの塗り込みも大切な作業ですコート剤の最適な量で塗り込んでいかなくてはなりませんが、拭き上げの方が気が抜けないです。ガラスコーティングは、ガラスが形成されるまでに拭き上げないといけません。速乾性のコート剤は早く拭き上げないと固まってムラの原因になったり、乾燥を待つタイプは早く拭き上げするとコート剤が定着せずコーティング性能が発揮していないなど、拭き上げのタイミングは色々あり、そのガラスコート剤の施工性を把握できないと失敗の原因になり気温・湿度も影響もあり拭き上げは大変です。
私のコーティング施工の考えは、1台1台丁寧に作業を行いコーティング施工して良かったと思ってもらえるように作業しています。
そして、コーティングをおこなう上で最適なタイミングは、新車を購入した時です。新車時の塗装なら塗装前の下準備や磨きを極力省くことができ、結果的に費用が安くなります。また、ガラスコーティングの寿命は一般約に3年~5年であることから、次の車検を行うタイミングで再施工を行う事で、新車時に近い状態を保てます。また、新車購入時にコーティングをしていない場合や中古車を購入した場合では、ガラスコーティングができないというわけではありません。細かい傷や雨染みなどを磨いて取り除き、下地を作ってからコーティングすれば新車のような輝きを取り戻すことができます。新車購入時よりも費用は掛かりますが、ガラスコーティングは必要なタイミングで施工すると良いです。
趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。