ボルボ XC60 / レザーコーティング施工

ボルボ XC60にレザーコーティングを施工させていただきました。

従来の考え方としてコーティングとは守りたいものの表面を硬い物質で覆うことで保護するものであると考えられてきましたが、柔らかさに重点におき、外部からの衝撃や刺激を受け流し保護するコーティングとして開発されました。
レザーシートの硬さと同じ硬さにすることにより、レザー本来の質感を損なうことはなく、手触りや見栄えは全くと言っていいほど自然な仕上がりで、コーティングが施工してあるかわからないほどになります。
白や薄い色のカーシートで一番多い悩みである汚れ、そしてジーンズの色移りから強力にシートを保護します。
また、人の乗り降りの3年分相当の回数の磨耗実験を繰り返してもコーティングが取れない耐久性が実証されております。

ベージュやアイボリーのような白系色の淡色レザーではデニムの色移りが起きてしまい、乗り降りの際の摩擦によって表皮が剥げてしまったりと、今の車のレザーシートは上品で質感も良い反面、とても繊細です。
従来の場合、その色移りをそのままクリーニングしてしまうとレザーが劣化してしまう可能性があり、あまり良くありません。
レザーコーティングを施工することにより、色褪せや色移り、汚れに対しても強力な防汚性能が備わり、綺麗な状態をより長く保つことができます。

綺麗に見える状態でもシートには汚れが付着しており、クリーニングすることで汚れが付着していることが確認できます。
しっかりクリーニングを行ってから、塗り込みと吹き付けによりコーティングを施工していきます。
今回のように少し年数が経過しているお車で、通常の清掃で汚れが落としきれない場合、クリーニング費用が追加で必要になることがあります。