B-PACSBLOG2023アバルト595にBLUE MOONサウンド♪

アバルト595にBLUE MOONサウンド♪


アバルト595のオーディオチューンナップを施しました。

今回は音の最終出口となるスピーカー交換と、そのスピーカーの取付部となるフロントドアをデッドニングしました。

このセットメニューを施すことで、入庫時とは驚くほどの音質変化が生まれます。

もちろんカーオーディオにはまだまだいろいろなメニューがありますが、ノーマルの状態から最も変化を感じやすいのが、このスピーカー交換です。


交換するスピーカーはBLUE MOON AUDIO AX165です。

ミドルクラスになるモデルでブランドの持つ音質や素材感、価格を抑えつつも最上級モデルに迫るサウンドクオリティが期待できるのもこのモデルの魅力です。


2wayセパレートコンポーネントになりますが、特筆すべきはクロスオーバーネットワークがバイアンプ対応となり、4chアンプを使用したフロントマルチシステムが構築できます。

今回はそれを生かし、ヘッドユニットの内臓アンプ4chをツィーターとミッドウーファーに振り分け、フロント2wayマルチとしてインストールします。


ミットウーファーはカーボンコーンを採用しダイキャストフレームや大型マグネットとの相乗効果で、深く分厚い低域再生を可能としています。

もちろんこのパフォーマンスを余さずに使う為には、ドアのデッドニング処理がポイントになってきます。


高域担当のツィーターはAXシリーズから大型のツィーターを採用しているので、非常に滑らかな高域再生が特徴です。

耳に刺さりやすいキンキンとした高域が出にくい特性があるので、上質なボーカル再生が印象的です。


ドアへミッドウーファーをインストールする前にドアデッドニングを行います。

アバルトは防水ウレタンがアクリル系の接着剤で貼りこまれています。

国産車のブチルに比べると少し作業性は良いですね。


フロントドアの外板と内板をDr.ARTEXを使用して制振加工、スピーカー裏にはaudiotechnicaの吸音&拡散材を貼り込み、スピーカー背面に生じる不要な雑音をコントロールします。


ミッドウーファーをドアにマウントする際には、バッフルボードと呼ばれるパーツを使用します。

このバッフルにはコストや加工性に優れた木製や、耐久性と剛性感に優れたメタル製が存在します。

今回は価格は高めですが後者のメタルにてインストール↑

ベースバッフルにはカロッッエリアを使用し、内径の大きなスピーカーをインストールする際はM&MDESINGのPCD1を併用します。

ドアと各バッフル、スピーカーの固定にはすべてボルト固定を行うので、かなりの強度剛性感を誇ります。

また木製に比べて湿気にも強いので耐久性が高くなります。


ツィーターはアバルト純正がAピラーカバーにありますので、そちらのグリルを穴あけ加工し、ブルーリングが特徴的なAX165ツィーターをインストール♪

音抜けも良く程よい高さへの設置、高音質化はもちろん!カーオーディオに大切な見た目の変化も手に入りますので同車種ユーザーは是非このインストールを選択して頂きたいですね!!


インストール完了後はヘッドユニットでのさサウンド調整を実施!!

今回は4chをフロントマルチ化していますので、TAや各レベル調整がかなり有用可能で、非常にステージング感の良い仕上がりとなりました。

AX165は初期の鳴りもそこそこですが、エージングを進めるとさらに深く再現性にとても優れたサウンドへと変化しますので、じっくりと聞き込んで頂きたいと思います。

聞き慣れてきたころに次期システムアップも是非宜しくお願い致します!!

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藤井 一輝
KAZUKI FUJII
担当:セキュリティ/オーディオ
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。