三菱・デリカD5に定評のHELIXサウンド♪♪
三菱デリカD5にドイツのHELIXスピーカーインストールしました。
現在デリカD5のヘッドユニットはオプションの関係で、大多数がALPINEのBIG-Xが装備されていると思います。
なのでオーディオ調整機能としては守備範囲も多く、社外スピーカーに交換した際もしっかりと味付けできます。
もちろんDSPには敵いませんが、それに近い調整が可能でDSPの必要性や効果を知ることができるいい機会となります。
スピーカー取付時に必要不可欠なインナーバッフルは、耐久性や剛性に優れたメタルタイプ!!
微妙な口径差をカバーするため、カロッツエリアにM&MDESINGを組み合わせます。
インストールするのはP62C
店内デモボードでも好評のスピーカーですが、先日惜しくも本国で生産終了が発表されてしまいした。
オールマイティーかつ手頃な価格帯で、海外ブランドの良い所を楽しめるモデルだったので残念です。
ちなみに残りは日本での流通在庫のみとなります。
価格以上の満足感が魅力のスピーカーユニット!狙っていた方は急いでください!!
取付に進んで参りましょう!!
まずは純正スピーカーの取り外し↑
三菱車はスピーカー裏に爪があり回転させて取り外す独特な構造です。
ですが固定強度としては強い方ではなので、低域は少し犠牲になっていると思います。
ここにアフターパーツを取付ける際は、インナーバッフルをボルト&ナットで固定しますので強度はかなり向上します。
取付面だけでなくフロントドア全体の剛性を上げるためにデッドニング処理を行います。
もちろんこの工程を踏まずにスピーカー交換は可能ですが、施工の有無でサウンドクオリティにかなりの差が出ます。
取付の土台ともいえるドア自体の強化を怠ると、せっかくのスピーカーやバッフルでの強固な固定の効果が半減してしまいます。
内側にあるインナーパネルに、大半の車でサービスホールと呼ばれる開口部が設けてあり、一部車種を除き防水ブチルゴムで接着されたビニールシートが貼り付けされています。
このビニールシートのままだと、スピーカー駆動による背圧が逃げてしまい特に低域の再生に大きなエネルギーロスが生じます。
そこでアルミシートにブチルゴムを組み合わせた制振材を貼りこむことにより、防水性はそのままに内板に壁を作り、ドア自体をスピーカーボックス化することで豊かな低域再生が実現します。
もちろんブチルゴムでの貼り付けなので、万が一車両のメンテナンスが必要な時も剥がすことができるので、いつ起こるかわからないトラブルにも対応できます。
今回ノーマルスピーカー・フルレンジ2発に対し、フロンドドアに2wayセパレートコンポーネントをインストールするので高域&中低域
を分配するクロスオーバーネットワークを装着。
ツィーターもドアへ装着するのでドア内のデッドスペースに取付しました。
各ワイヤリングも完了し、防水処理などを行いドアパネルを復元します。
ツィーターはミラー裏のパネルに設置。
付属のアングルマウントを用いてのインストールですが、隠蔽配線のためパネルに穴あけを施しスマートなインストールを行いました。
パネル装着後↑
配線類の見えない後付け感の少ない仕上がりで、聴くだけでなく目で見てオーディオチューンナップ7を楽しむこともできます。
最後にBIG-Xの調整機能を駆使して、車両環境や取付条件に合わせた調整を行いご納車です。
入庫時とはガラッと変貌を遂げたD5のサウンドに驚かれたのではないかと思います!!
やはり音の出口となるスピーカー交換はオーディオメニューの中で最も変化のわかりやすいメニューです。
もちろんそれに合わせて最適な調整が相まっていい音造りが出来ます♪
全く同じに取りつけても仕上げの調整で良くも悪くも違いが出ますので、プロショップに任せるのが間違いないと思います!!
次回以降のシステムアップのご依頼もお待ちしております!!
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。