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TOYOTA「ヴェルファイア」ソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工

2023/09/28 15:30 CATEGORY: ボディーコーティング

TOYOTA「ヴェルファイア」ソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工行いました。
ヴェルファイアの塗装面に雨染みの影響で、輝きや艶が損なわれクスミがある状態です。
そこで、本来の輝きや艶を戻す磨き作業になります。雨染みにも、ミネラル分や汚れが塗装面に付着したシミの「イオンデポジット
酸性雨や水道水など放置すると水分が蒸発散することで濃硫酸に変化し、塗装面を溶かし凹んだシミの「ウォータースポット
塗装面に付着する、この2種が車の雨染みと言われています。

磨き作業で、「イオンデポジット」「ウォータースポット」の見極めながら作業をすすめなくてはなりません。

先程お伝えしましたが、「イオンデポジット」は、ミネラル分や汚れが塗装面に付着しています。粗目のコンパウンドを使用し表面を少しずつ削り取っていくイメージで磨き作業を進めていきます。磨き作業以外でも、溶剤を使用しても除去する事ができるの雨染みです。

ウォータースポット」は塗装面にクレーター状の凹みができている雨染みです。この凹みの見極めが重要で、磨けるクリア層であれば取り除くことができます。しかし、クリア層の奥底まで凹みがあると再塗装しなければ、取り除くことができません。深い凹みを磨く場合は、凹みは残りますが、極力目立たない位に磨きます。

これらの、2つのシミは塗装に負担がかかる磨き作業になります。「簡単に取れるか?このシミを先に磨くか?取れにくいシミか?このシミは徐々に磨くか?」を見極めながら作業を進めていきます。

before 左画像は磨き作業前の状態で白くクスミになっているのが雨染みで、照明の光が屈折しているのがキズです。

after 右画像は磨き作業完成後で塗装面は雨染みによるクスミが無くなり本来の塗装面の輝きになりました。

コーティング施工「拭き上げ」の注意点をあげてみます。

・拭き上げは」柔らかいマイクロファイバークロスを使います。

・コーティング被膜に傷をいれないように、力を入れすぎないよう拭き上げます。

・水滴を残すと水アカやシミの原因に。

コーティングの拭き上げは施工の良し悪しが出てしまう重要な作業です。失敗すると再度磨き作業を行うことになり、塗装面のダメージにつながります。
拭き残しやムラがなければ完成です。

ソフト99G`ZOXリアルガラスコートClass-R

ガラス系被膜の分子構造内に撥水基の化合物を科学的に結合させることで、高い撥水効果と艶・光沢を両立させたコーティングです。リアルガラスコートClass-Rの特徴である撥水効果は油性の汚れ・酸性雨など塗装面を傷めず撥水の力で簡単に水で流す事が出来ます。

日本国内は気温・湿度の変化が激しい国で、夏と冬の気温差は地域によって違いはありますが、激しい地域なら約40~50℃近い温度差があり、湿度も夏場は湿度が高くムシムシしていますし冬場は乾燥し肌がカサカサてよくありますよね。そんな気温・湿度の変化にも強い安定したコーティング被膜形成と撥水効果を持続可能なコーティングです。
リアルガラスコートClass-Rの仕上がりは、旧モデルリアルガラスコートよりガラス被膜の硬度が高くクリスタルガラスを彷彿させる美しい光沢を発揮する『リアルガラスコートClass-R』です。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。