ホンダ・シビックTYPE-RにBLAM(ブラム)のフレンチサウンド♪ご機嫌サウンドでドライブの楽しみの倍増!!
ホンダ・シビックTYPE-Rのオーディオ音質アップでのご相談を頂き、まずはスピーカー交換でのご入庫です。
ご予算やご希望などをヒアリングし今回はフランスのBLAM(ブラム)をご用意させて頂きました。
このユニットに決まった理由は後程ご説明します。
BLAMのSignatureシリーズ[S165.100MG1]の2wayコンポーネントです。
価格は¥169,400(税込)で、スピーカーとしてはまずまずの価格帯ですが!価格以上のクオリティが魅力です。
ミッドウーファーは振動板がカーボン製で削り出しのアルミフェィズプラグがその質感の高さを主張します。
下部にある通り製造はBLAMの本拠地フランス製で、安価な製品とは細かな部分が別格の仕上がりです。
背面は大型のマグネットが目をひきます!これに合わせたアルミバスケットフレームも堅牢な作りで鳴らす前からパワー感みなぎるサウンドが想像できてしまいます。
ターミナルもゴールドメッキで高級機種らしく差し込み式ではなく、ビスを用いたカシメ式なのも本格派の証です。
ツィーターは写真だと伝わりにくいですが28㎜の大型ツィーターで、同社ソフトドームタイプでは最も大型のタイプの[TS28]ツィーターがセットされています。
ツィーターケース本体もアルミ削り出し仕上げの重量感のある仕上げで、樹脂製のエントリーグレードとの違いは明らかです!!
口径が大きいので実物はかなりの迫力があります!音質面含めて見た目が非常にカッコいいので、埋め込みカスタムで仕上げたいツィーターユニットですね!
パッシブネットワークは少し大型のアクリルトップ仕上げです。
ほとんどのお車で、シート下などには問題なく入るサイズ感ですのでデッドスペースを活用したインストールにも対応しています。
欲を言うとバイワイヤ&バイアンプ対応だともっと可能性が広がるのですが、後々DSP導入を前提としたユニット!!ということにしておきましょう!!
ドアにマウントする際、純正スピーカーとは口径や厚みが違うので、インナーバッフルと呼ばれるベースマウントが必要ですが、今回ももちろんフルメタルでインストールします。
ベースバッフルにはD-Buflle、スペーサーリングにはM&MDESINGのPCD1を使用しました。
一応、ノーマルとの比較で取り外した純正スピーカーをご覧ください!!
樹脂バスケットに小さなマグネット差し込み式2点と、上部に樹脂カラーを介したネジ式マウントで再生能力の乏しさが見た目からも伝わってきます。
細かなコストカットの標的にされているノーマルスピーカーですので、交換前と交換後の変化は説明不要なほど変わります!
ちなみにホンダ車と三菱車はアフターメーカーのスピーカーをインストールする際、ほとんどのブランドでスピーカー周りの鉄板カット加工が必要となります。
エアソーを用いて上のように、ぐるっとひと回り大きくスピーカーホールを拡げます。
純正取付け部もカットしていますが、もちろん純正戻しも可能な範囲での加工を施している為、お車をお乗り換えされる際にBLAMスピーカーのお引越しも問題なく可能です!!
バリ取りなどをした後、切断面に錆止め塗装を施します。
今回、同時施工でドアデッドニングも施工しました。
↑はアウターパネルデッドニング完了後です。
ネットワークをド内に設置するためのワイヤリングも行います。
スピーカーケーブルには、標準取付けプランでオーディオテクニカのケーブルを使用しています。
錆止め塗装が乾燥してからバッフルを取付↑
ベースとスペーサーの間には防水クッションを入れたりするショップ様もありますが、ビーパックスでは接触面でのエネルギーロスを考慮し、アルミ同士をボルト接合した後、厚めのアルミテープを用いて防水処理を行う方法を採用しています。
ベースとバッフルの下部に内径違いの段差が出来てしまいますので、削り加工にて排水経路を確保し雨水対策もしっかりと行います。
BLAMのミッドウーファー取付後↑
8本留めでしっかりと固定し剛性感を高めた取付に、力強い低域再生を期待!!
スピーカ&バッフル共に、ドア内張を閉じるのがもったいないほど質感の高い見た目です。
ネットワークは内張側との隙間を確認し↑の位置で固定、後付け感の出ないブラインドインストールとしました。
振動での内張りとの干渉や異音を防ぐため、表面にはエプトシーラーを使用して対策も施しました。
高域担当のツイーターは純正がミラー裏カバーにある為、そちらを利用することにしました。
実は今回のBLAMを選択した一番の理由がここです!!
純正ツィーター径を計測し、それに近い製品を探すと・・・このTS28がヒットしました。
それをコンポーネントにしている[S165.100MG1]に決定!!となりました。
ミラー裏カバーへボルトオン!とはいきませんが・・・どうですか!!
純正パネルへのインストールとは思えない程、ピッタリ収まっています。
車体への装着後の取付部の隙間です↑もう埋め込み加工したパネルレベルの仕上がりです。
ですが、このタイプRへの取付はスピーカー標準取付工賃でこの仕上げを提供できます。
シビックユーザー様!!大幅加工を必要としないハイクオリティなスピーカー交換にはBLAMがおススメですよ♪
左右のツィーターの仕上がり状況!!
もはや純正!?レベルだと思います。
さて肝心の音質面の変化ですが・・・ご庫時は高域が不足気味で純ナビのEQの高域側がかなり持ち上げられている印象でした。
まずはそちらをリセットしフラットで試聴開始!フラットでも純正と一線を画す違いです!!
もう高域の不自然な持ち上げは必要なく、別物のオーディオ空間へと変化しました。
低域はユニットを見れば説明する必要もないかと思いますが(笑)少し音量UPすると音圧でルームミラービビってます!!
ご納車の際にオーナー様も、鳴らし始め一発目!その違いにとても驚かれていたようです♪
こういったリアクションや交換後の感想をご納車時に頂くと、インストーラーとしては嬉しい瞬間です!!
まだまだ変えれますよ!とシステムアップのご提案をさせて頂き、DSPにもご興味を抱いていた頂いたかと思います!!
愛車の良音空間づくり一緒に楽しんで参りましょう♪
次回のご相談ご入庫お待ちしております!!
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。