コーティングスタッフ村田が伝える。コーティング豆知識。
車の「コーティング」という言葉は様々な「○○コーティング」を聞く事があると思います。
コーティングの本来の意味合いは、物体の表面に薄い膜を形成し、物体の表面を保護、装飾、機能向上させます。車だけではなく、いろいろな物にコーティングは使われています。
そこで、コーティングスタッフ村田が、車のコーティング豆知識を少しお伝えします。
「コーティング」は歴史がります。
一番目のコーティングは、「ワックス」で1940年代、アメリカから開発されました。当時、車のコーティングは、ワックスが主流でしたが、ワックスは「塗りにくい」「ムラになる」「すぐに落ちる」など欠点がありました。
そこで、より優れたコーティング剤を研究開発が進められ、1970年代に2番目、「ポリマーコーティング」が発売されワックスより、耐久性に優れ、汚れやキズに強いが特徴です。
まだまだ、コーティングの進化は止まりません。さらに、優れたコーティング剤として、1990年代に3番目「ガラスコーティング」が開発されました。
日本国内に「ガラスコーティング」が入りだしたのは、1990年後半と言われています。当時、ガラスコーティングは高価で、一般的な車に施工されていませんでした。しかし、2000年代にガラスコーティングの価格が下がり、一般的な車も施工されるようになりました。汚れを落としやすく、キズが付きにくくなり、車を長持ちさせたい、見た目を良くしたいという人々に人気を集めるようになり認知されました。現在のコーティングは、「ガラスコーティング」が主流です。
さらに、4番目「セラミックコーティング」が開発され、セラミック質の被膜を形成することで、汚れやキズの軽減、光沢の向上、撥水性の効果があり、今後、主流になるコーティングと言われています。コーティングは、歴史的には、まだ浅いですが、コーティングは進化し続けています。
そして、本題はここからです。
車のコーティングは、どこの箇所を守るの?
車の車体は、鉄やアルミ合金から作らています。そのままの状態であると鉄やアルミ合金から「サビ」が発生します。車のサビはより早く進行し、穴が開き、ボディ形状を変形させたりします。その、サビを防ぐために「塗装」されています。
塗装により、車の外観を美しくするだけではなく、サビから金属を保護し、長持ちさせる効果があります。
塗装も完璧ではありません。塗装は劣化があり、主に3つの要因があります。
・紫外線…紫外線は、被膜を劣化させ、色あせやひび割れをひきおこします。
・熱…熱は、被膜を膨張や収縮させ、ひび割れや塗装剝がれをひきおこします。
・水…水は、塗装を浸食させ、色あせやひび割れをひきおこします。
これらの要因が塗装の劣化の原因なり、塗装の劣化を防ぐためには、これらの要因を避けることが大切です。そして、日本国内では、四季があり、気温・湿度の変化など、かなり激しく変化し、塗装は、酷使されている状態です。車を守る箇所は、「塗装」です。これらの要因を守るには、「コーテイング」が効果を発揮します。
オススメのコーティングは?
オススメのコーティングは、車の使用環境によってかわります。
自分の愛車は、「他人に触らせてたくない」「自分で綺麗にしたい・出来る」方はワックスやポリマーコーティングがおすすめです。
メリットとして、費用が安価で、比較的に施工の失敗が少なく簡単にでき綺麗に仕上げることができます。
デメリットとして、コーティング被膜のすぐに剝がれ、定期的に施工するか、メンテナンスを行う必要があり、放置すると汚れが取れない場合があります。
コーティング施工が出来ない、お任せしたい方は、ガラスコーティングやセラミックコーティングがおすすめです。
メリットととして、ボディの光沢・艶が増し、撥水性に優れ、汚れが落ちやすく洗車の時間が短縮ができます。
デメリットとしては、コーティング種類や施工する施工店によって費用が大きく異なりすが、一般的にガラスコーティングの費用は、10万~20万。セラミックコーティングは20万~30万以上がかかり高額で施工に時間がかかります。
これらのコーティングは定期にメンテナンスが必要になります。
コーティングの種類によっては、効果が持続しなくなる場合や剝がれが起こる場合があり、洗車方法、使用方法に注意する必要があります。
コーティングには、メリット、デメリットがあります。コーティング施工を行うメリットの方がデメリットを上回ると考える人は多いです。
コーティング施工を考えている方は、メリット、デメリットを良く考えて、自分に合ったコーティングを選ぶようにしましょう。
最後に、ビーパックスでは、コーティングの種類を数多く揃えており、お客様の使用環境に合ったコーティングを選ぶことできます。
ちょっとした疑問などの相談はコーティングスタッフにお任せください。
お気軽にお問い合わせ、ご来店お待ちしております。
趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。