純正OPのDIATONE♪そのままで満足していませんか?そのスピーカーまだまだ伸びしろありますよ!!
スバル・フォレスターのオーディオをチューンを行いました。
販売店オプションでカーオーディオの各メーカーの製品が設定されており、新車購入時においてオーディオメニューの選択肢が多いスバル!!
その影響で他メーカー車に比べ、オプションスピーカーやナビの装着車の入庫をよく見かけます。
この車もご入庫時にDIATONEのスピーカーが前後に装着されておりました。
フロントは人気機種のG400をベースにスバルOP仕様にパッケージしたセパレート2wayタイプ、リアは専用設計のフルレンジ↑
フロントは見慣れた感じですが、通常は別体のクロスオーバーネットワークがスピーカーに組み込みされていました。
リアのフルレンジは一般販売品にはない仕様なので、見た目になんだか違和感があります(笑)
ポン付けでも、ノーマルスピーカーよりは当然サウンドクオリティは高いですが・・・ドア側の処理はオプションの内容には含まれていない為、このままだとせっかくのDIATONEスピーカーの良さが引き出し切れていない状態です。
元々スバルのドアは構造的に他の国産メーカーと比べカーオーディオでは少し有利なイメージがありますが、やはりデッドニング処理して初めてそれが生かされます。
今回、前後ドアのデッドニングをご依頼頂きました。
↑↑は純正状態でフロンドドアは少し変わった構造になり、防水シートがありますがその奥にはメンテナンスホールを樹脂パネルで埋めたような構造になっています。
リアは従来と同じようなメンテナンスホールのみの仕様です、どんな意図があるのかわかりませんがパネルを残した方法でデッドニングを進めていきます。
まずは防水シートのブチル処理ですが、コレが一番厄介ですね^^;
少々コツがいりますが、新しいお車であれば比較的簡単に除去作業を進められます!!
経年車や再貼付け車など、場合によってはこの作業で数時間とられることもあります。
防水シートを剥がすとご覧の通り、ホール部に樹脂カバーが装着されています。
このまま使用しますが、内部の脱脂処理や制振材の貼り込み作業のため一度取り外して作業を進めます。
ドア外板(アウターパネル)の制振後です↑
制振材(Dr.ARTEX)をスポット貼りし、極端な重量増を抑えながら効果が出るように貼込み処理します。
スピーカー裏にはaudiotechnica製のアコースティックコントロールシートを貼り込み、スピーカー背面に発生する不要な音を吸収拡散、定在波などによる音質劣化を防ぐ処理を行います。
リアドアも同様に脱脂→制振材の貼り込みを行いました。
フロントドアのインナーパネル施工完了後↑
樹脂製のリッドはパネルの剛性を上げるため制振シート内側に残してあります。
各パネルごとに取り外しが可能なように施工しているので、万が一のトラブルでも復旧が簡単にできるように施してあります。
リアのインナーパネル↑
フロント同様に1面ベタ貼りで大きく空いたサービスホールを埋めると同時に、パネル全体の剛性感を向上させることで低域再生時のビビり音の軽減ほか、太く芯のある低域再生を可能にします。
組み上げ後はメインユニットにて微調整を行います。
純正オプションですが、DIATONEナビが装着されており調整範囲もそれなりにありました。
やはり施工前後では低位域の解像度が格段に向上し、DIATONEスピーカーの潜在能力をさらに引き出せた結果となりました。
DIATONEはポン付けでのオプション装着!!だけでは非常に勿体ないスピーカーです。
スバルユーザーで同様のシステムを装着されている方!是非デッドニング施工でスピーカー本来の音を手に入れてください!!
※参考費用
ドアデッドニング(ドア2枚) ¥44,000(税込)
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。