B-PACSBLOG2021プジョー 2008GT Line ソフト99G`ZOXリアルガラスコートClass-R施工

プジョー 2008GT Line ソフト99G`ZOXリアルガラスコートClass-R施工

2021/10/15 17:43 CATEGORY: ボディーコーティング

今回入庫したプジョー2008GT Lineは、「ハリケングレー」と言うカラーで、2008GT Line特別仕様車でのオプションカラーで選べる事が出来るカラーでプレミアムカラーの2008GT Lineです。遠くから見ると黒色で光が入るとブルー色に見える綺麗な塗装色です。

車の状態は、雨染みにより、ボディ面がクスミ光沢が軽減されている状態でした。雨染みも「イオンデシポット」「ウォータースポット」の2つの雨染みがあります。

イオンデポジットとは

車に何らかの理由で水が付いており、その水が乾燥した際に発生します。
水にはミネラル分が含まれており、時間が経過して乾くと水だけが蒸発し、成分であるミネラルだけが白くボディに残ってしまいます。イオンデシポットでは、比較的、簡単に磨き作業で除去する事が出来き、溶剤を使った作業でも除去する事が出来ます。

ウォータースポットとは

車体に残った水滴がレンズのようになり、降り注ぐ太陽光を一点に集中させてボディが焼きついてしまい塗装面上に斑点のクレーター状の凹みを作ってしまう事です。ウォータースポットは、溶剤を使っても除去出来ません。磨き作業が必要になります。クレーターの凹みが浅ければ除去できますが、深く塗装に侵食してしまうと完全に除去はできませんが、凹みを整える事で凹みを見えずくする磨き作業になります。

Before・After

左画像では、雨染みによる光の乱反射を起こし塗装の輝きが失われている状態。
右画像は、磨き作業工程が終わった画像で、雨染みによる光の乱反射が無くなり、本来の塗装面の輝きに回復しました。

今回の塗装は、黒ソリッド系に近い塗装でしたので、作業工程も多く時間をかけて作業を進めて頂きました。

リアルガラスコートClass-Rのコート剤は、2液混合タイプのガラスコーティング剤になっており、コート剤を塗装面に塗り込むことで外気の水分と反応してガラスの被膜が形成されます。ソフト99のコート剤の良い所は塗り込み時は透明ですが、ガラス被膜が形成されてくるとWAX掛けのように拭き上げ時が目で分かるように変化します。白濁りのようになればマイクロファイバークロスで丁寧に拭き上げます。

ソフト99G`ZOXリアルガラスコートClass-R

ガラス系被膜の分子構造内に撥水基の化合物を科学的に結合させることで、高い撥水効果と艶・光沢を両立させたコーティングです。リアルガラスコートClass-Rの特徴である撥水効果は油性の汚れ・酸性雨など塗装面を傷めず撥水の力で簡単に水で流す事が出来ます。

日本国内は気温・湿度の変化が激しい国で、夏と冬の気温差は地域によって違いはありますが、激しい地域なら約40~50℃近い温度差があり、湿度も夏場は湿度が高くムシムシしていますし冬場は乾燥し肌がカサカサてよくありますよね。そんな気温・湿度の変化にも強い安定したコーティング被膜形成と撥水効果を持続可能なコーティング『リアルガラスコートClass-R』です。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。