WRXのフロントドア・デッドニング!施工後は同じスピーカーとは思えない音質変化に驚きます!!
純正オプションや社外スピーカー交換率の高いスバルWRXにデッドニングを行いました。
なぜスピーカー交換率が高いか・・・多くの部品を先代レヴォーグと共有WRXですが、6スピーカーが標準のレヴォーグに比べ、なぜかWRXはほとんどのグレードでフロントフルレンジの設定となりダッシュボード奥のツィーターは取付けられておらず、見た目だけのスピーカーグリルとなっています。
そうなると当然ですがノーマルだと音質はイマイチです。
新車購入時に営業マンなどからスピーカー交換を勧められて純正オプションスピーカーを選んだり、知らずに乗り始めてそのサウンドに不満を抱きスピーカー交換をするユーザー様が非常に多いです!!
早速ドア内張を取り外しデッドニングの下処理を行います!!
スバル車の防水シートとブチルは比較的簡単に除去でき作業効率がいいです!!
その反面、大型のサービスホールが点在し穴埋め作業が多いです。
ご入庫頂いたWRXも例に漏れずスピーカーのみ交換されていました。
他ショップで製作されたインナーバッフルでインストールされていました。
スピーカーはフランスのFOCAL(フォーカル)のエントリーモデルが装着されていました↑
デッドニングは未施工でしたので、まだまだフォーカルサウンドが本領発揮されていない状態ですね!!
入庫時は高域レベルが少しキツめの状態だったので、デッドニング後の変化に期待です!!
少し前~現行のスバル車はドアの構造や剛性が国産車の中ではオーディオ向いているので、デッドニングするとかなりの効果が見込めます!!
もちろん高温多湿でホームに比べて理想的なスピーカー取付環境で無いのはどの車も同じですが、出来るだけ好条件にしたいものです。
↑写真はDr.ARTEXの高比重制振材 GoldHDを等間隔にスポット貼りしたアウターパネルです。
ベタ貼りでもいいですが、等間隔スポットにすることで制振性能に差はほぼ無い状態で重量増を抑える事が出来ます。
どあに沢山制振材を貼ると重量増はかなりのモノで、制振効果以外にドア開閉音に重厚感が出るなどメリットもありますが、あまり重すぎると開閉時にドアが重いことやヒンジ等への負荷も増えてしまいます。
そのことから適度適量にするために↑のような施工法を行っています。
スピーカー裏には口径に合わせた大きめの制振材を貼り込んだ上から、スピーカー背面の吸音拡散を行うオーディオテクニカのアコースティックコントロールシートを貼り込み、スピーカー裏で発生する定在波対策も施します。
施工途中とインナーパネル全体を貼り終えたところです↑
1枚貼りに見えますが、3分割した制振材を貼り合わせ仕上げています。
こうすることでメンテナンス時に各サービスホールごとで剥がすことができるので、その後の修復も少ない範囲で復旧できます。
配線バンドなども純正同様の処理を施し、内張を取付ければ見えない箇所ですが可能な限り綺麗な仕上げを行います。
インナーパネルからドア内部への配線やドアワイヤー引き込み部処理は、雨水浸入などの防水性が左右されるので念入りに行います。
細かい仕上げですが、耐久性がまるっきり変わってくるので抜かりなく施工していきます。
FOCALのスピーカーも復元↑ドアがシッカリと固まったのでメタルバッフル取付したいところですね!!
次回、バッフル交換も是非!宜しくお願いします!!
ヘッドユニットはカロッツエリアの楽ナビが装備されていましたので基本的な調整を行いました。
一昔前の楽ナビだとTA調整はありませんでしたが、最近のモデルは調整項目も増えて扱いやすくなりましたね!!
レベルやEQも少しチューニングして、入庫時とは全く違うサウンドに変化しました♪
今まで高域が独り勝ちしていた感じでしたが、デッドニング効果によりミッドバスが本来の性能発揮となり、コンポーネント本来のバランスが取れた音質になった感じですね!
純正オプションスピーカー、外品スピーカー共にデッドニング無しでは、スピーカーは性能に見合った音質にはならないと思います。
現在のスピーカーでイイ音を目指したい方!スピーカー交換をお考えの方!ドアデッドニングをお試しあれ!!
想像以上の愛車の音質変化にきっとビックリするはずです!!
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。