スバル XV 塗装面完全復活!ガラスコーティング施工
ビーパックスコーティングスタッフ村田のブログの磨き作業は、近年の車はガリガリ磨く作業ではなく、塗装面を調整し、いかに塗装膜を残す施工方法になっているとお伝えしていますが、今回のスバル XVは、真逆の施工で「ガリガリ」「ゴリゴリ」で磨いています。「なぜ?」なのと言いますと、板金塗装された塗装面だからです。
新車、中古車、国産、輸入車、板金塗装車、全て塗装された車には、肌目(塗り肌・ゆず肌)と呼ばれる凸凹した塗装面が存在しています。(左画像)ではパッと見では、ツルツルで平坦で綺麗に見えますが、(右画像)では、果物のゆずの皮に似たブツブツした塗装肌が似ていることから「ゆず肌」と言われています。そのゆず肌の原因は塗装の際に適正に塗られていなかったり、研磨の仕上が悪い場合はこの様な塗装肌になっています。肌目が悪いと、凸凹が光の乱反射によって光沢を軽減し輝きを失うのです。
肌目(ゆず肌)修正で耐水ペーパーを使う施工方法は、数年ぶりにしました。この施工方法は、板金塗装での塗装あがりの最初の研磨作業で、その後ポリッシュ(磨き)を行う方法が、磨き屋(のちにコーティング専門店)に伝わり鏡面仕上げと呼ばれる施工方法が確立しました。近年は、塗装膜厚が薄くなっているので、コーティング専門店でも、この方法での研磨作業はよほどのことがない限り作業するお店は少なくなっていると思います。
耐水ペーパーを使って、肌目修正を行う場合、平滑に研ぎ力を入れすぎない、磨き過ぎないで凸凹の塗装面を調整します。むやみに削ぐとクリア層が無くなり修復不可能になるので、経験が必要です。
自ら付けたキズの除去をし凸凹の塗装面を調整する為、作業工程は、普段の倍の作業工程になります。最初は粗いコンパウンドを使い凸凹した塗装目を磨き凸凹が残る場合は再度耐水ペーパーで磨き徐々に凸凹の塗装面を調整し磨きます。粗いコンパウンドは「バフ目・磨き目」と呼ばれるキズが入るので、このキズを取らないと綺麗に仕上げることができないので、徐々に細かいコンパウンドを使い仕上げていきます。凸凹した塗装面が綺麗に仕上げてもクリア層が無くなっては意味がないので、コンパウンド・バフの組み合わせでの磨きは神経使います。
磨く作業が終わった塗装面は、肌目が調整され本来の塗装面に復活し、光沢・艶が見違えるほどになりました。
ガラスコーティングを塗り込み、特殊発光LEDを用いてムラなく拭き上げれば、ガラスコーティングは完成です。
見違えるほどの艶・光沢になりました。経験豊富なコーティング施工スタッフがいるビーパックスで愛車を綺麗にしてみませんか?塗装面でお困りであればお気軽にお問い合わせお待ちしております。
趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。