デッドニングはドアだけじゃない!?アウディRS3のルーフを徹底静音化!!
プレミアムコンパクトスポーツ!アウディRS3の室内静音化を行いました。
通常デッドニングと聞くと・・・真っ先にドアデッドニングが思いつくと思いますが、ドアだけでなく車両の至る所に施工が可能です!
今回はルーフパネルとリアクォーター&ラゲッジのデッドニングを施工しました。
特にルーフは雨音などの軽減や走行音や遮熱断熱効果など様々な効果が体感しやすい場所です!
まずはルーフライングを降ろすため各ピラーパネルやバイザー、アシストグリップなどすべて取り外します。
基本的にルーフライニングは1枚物がほとんどですので、取外し~車外への取り外しに苦労します。
車両によってはフロントガラスを外さないとライニングが取り外しできない物もあります(^^;
今回のRS3はハッチバック車なので、リアゲートより取り外し可能ですが大型部品なので2~3人で作業します
ルーフライニングを取り外した所です↑RS3のルーフは左右を繋ぐサポートメンバーが無く、ルーフパネルにはベージュの吸音材みたいなものが一面貼り付けてありましたがパネル表面から軽く叩くと・・・コンコン♪ドンドン!!ものすごく響きます^^;制振効果はないに等しいと判断し全撤去します。
ブチルゴム系の接着剤でルーフに貼り付けされていましたので、ヒートガンで熱を加えながら慎重に剥がしていきました。
結構ガッチリと張り付いているので力任せにやるとルーフパネル凹みますよ!!
ボール紙に2㎜くらいのウレタンフォームがサンドイッチされた素材だったので断熱目的でしょうかね??
すべて撤去できました↑
パネル側の接着剤は暖めてもビクともせず・・・あまり深追いするとパネルにダメージを与える可能性があるので、これは残したままで制振材を貼り込むことにしました。
接着剤を挟み込むようにDr.ARTEXを広範囲に貼り込み↑まずはパネルの制振効果をUPさせます。
一面貼りと大差ない位に貼り込み出来ているので効果は同等に期待できます!!
その上からDr.ARTEXのバッフルプラスインテグラを貼り込み断熱&遮音効果を高めます!
制振材でルーフの段差がなくなったのでこちらは一面貼りで施工しました。
ポリエチレンフォームで断熱し多層の遮音樹脂被膜で静音化♪
グレーの不織布仕上げでこのままでもライニングに見えますね(笑)
画像にはありませんが、各ピラーなどの袋鉄板部にシンサレートを詰め込みルーフの作業は完了です。
つづいてリアクォーターパネルの静音化です。
ご入庫時はルーフのみのオーダーでしたが、作業工程でクオーターパネルの内張も取り外すのでついでにいかがですか?とお声がけさせて頂き、追加施工を快諾頂きました♪
奥まったところなどもシッカリと脱脂していきます。
大判に切り出したDr.ARTEXをタイヤハウス付近へ貼り込み↑クォーターのアウターパネルにもスポットで貼り込みました。
タイヤハウス前方側も抜かりなく施工↑
これでタイヤハウスから入ってくる走行音とクオーターパネルの走行音が大幅に減少します!!
次はラゲッジスペースの下、スペアタイヤバン(タイヤはありませんが)にも制振加工を施しました。
Bang&Olufsenのサブウーファーが標準装備でしたので、一度取り外し下面も強化しました。
こちらも走行音の巻き込みが大きく起こる所なので、特に高速走行時には効果が絶大だと思います!!
今回のメニューはオーディオの音質UPではなく静音化が目的となりますが、結果的には車内が静かなることで、カーオーディオの音が聴きやすくなるためサウンドアップ面でのプラス効果もかなりあります!!
特に走行音でかき消されがちな低域は、高速走行時等で施工前に比べてシッカリと聞こえてくると思います!!
たとえハイプライスなお車でもノーマルは車内の静音対策は不十分です!!
特に省燃費を目的に軽量化の進んだ近年のお車は省略されがちな部分ですので、手を加えてあげることで別格の車内空間を手に入れることができます。
お気に入りの愛車をもっともっと快適な空間にグレードUPしませんか??
気になった方はお気軽にお問い合わせください♪お待ちしております!!
※使用製品
Dr.ARTEX GOLD HD&Buffle Plus Integla
メールでのお問い合わせはこちら➡「お問い合わせ」
〒615-0878 京都府京都市右京区西京極北衣手町60 [ MAP ]
車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。