Z33フェアレディZに装着済みのアルパインスピーカーをドアデッドニングでもっとイイ音に♪
こちらの日産フェアレディZ(Z33)のドアデッドニングを施工させて頂きました。
最近デッドニングに施工依頼はとても多く、スピーカー取り付け時に施工させて頂くケースの他・・・他店等で既にスピーカーは交換しているお車でもっと音質を良くしたい!といったケースでご来店→ドアデッドニングをご依頼頂く事がが増えています!!
スピーカー交換だけでも純正に比べれば音質改善は見込めますが、多くはフルレンジスピーカー2wayとなったことで高域再生がクリアになりボーカルなどの改善といったパターンで、中低域・・・特に低域帯関しては大きく変化はしないことが多いです。
原因はドアの構造、メンテナンスホールや鉄板の剛性強度などによりスピーカーの駆動力が(減衰)奪われてしまうためで、ここを対策しないとミッドバスはしっかり鳴ってくれません。
そこでデッドニングを行いホール埋めや鉄板の強化、異音発生の可能性のある箇所の予防対策などを施すことでドアの環境を整えることができます。
作業内容のご紹介ですがまずはドアトリム外します↑
Z33はサービスホールに防水シートのクルマではなくウィンドウモーター一体型の鉄板が装着されています。
面倒なブチル処理は必要ないタイプですが、その代わりに大変な作業があります(^^;それは後程↓↓
ご入庫時、ドアスピーカーにはALPINEの2wayスピーカーとインナーバッフルが装着されていました。
いったん作業のために取り外します。
バッフルを取り外すと・・・ドアとバッフル間の防水処理がされてない!?
右の写真、バッフル下部に水の流れた後が見受けられましたので、念のため追加で防水処理もさせて頂きました。
ちなみにメタルバッフル場合は鉄板とバッフルの面に防水処理を施さないパターンが多いです(別のところで防水処理します)
ブチル処理をしなくていい代わりに、ドア内部鉄板にアクセスするためにZ33はドアガラスの脱着が必要になります。
ガラス外すとなると結構手間がかかりますが、その代わりにご覧の通り↑アウターパネルへの制振加工はかなり作業性がUPします!!
少し大きめにカットしたDr.ARTEXを等間隔に貼り込みアウターパネルの制振と剛性UPを図ります。
これだけ開口部が大きと隅のほうまできれいに貼り込めます!!
続いてインナーパネルですが、先ほどの鉄板を戻してからの作業となりますが、ハードトップ車はウィンドウの位置調整がとてもシビアですので、DIYは本当にお勧めしません。
鉄板をドアパネルと一体に制振材を貼り込み強度UPを図りますが、メンテナンスの際の整備性を考え、ウィンドウ取り外し用のホールは単体除去できるよう施工もしています、埋めてしまうと大変ですからね~。
ドアトリム組み上げ後、ALPINEのヘッドユニットで少し調整を施してご納車させてい頂きました。
低域がかなり元気よくなったと思います♪主張し過ぎていたツィーターとのバランスも改善されて、全体的に聴きやすい感じになったと思います♪
※使用製品
デッドニング/Dr.ARTEX+audiotechnica
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。