高性能オイルフィルター「K&Pオイルフィルター」を使ってみた!
こんにちは!京都でカーアフター専門店をしているビーパックスです。
巷では静電気除去(帯電防止)コーティングが流行っており、有名どころだとTOYOTA GAZOO Racing(GR)から帯電防止コーティング剤が発売されていますね。
表面にコーティングをする事で空気の流れを整流し、ボディ形状が本来持っている空力特性を一層発揮させることで、段差のピッチングの抑制・車線変更時の安定向上・汚れの付着防止などなど…レースの世界でも使われ一般車にも需要が見込める商品です。
そんな中、「Spin off(スピンオフ)」からも本格的な静電気除去コーティング剤「ELECTR(エレクトル)」シリーズは、ボディ用からタイヤ・ウインドウガラスに至るまで開発・発売されているメーカーがあります。
今回は「Spin off」と「K&P Engineering」のコラボ商品「ステンレスマイクロニック・オイルフィルター」をご紹介します。
K&P Engineerringとは
ステンレススティール・オイルフィルターの先駆者にして、常に最高グレードの製品を世に送り出し続けているアメリカン・トップブランドです。アメリカにおいて、従来の繊維製品以外の素材を使用したフィルターとしては唯一、米国航空宇宙局より『航空機への使用認可』を取得しております。メカニカルトラブルが即、重大な事故に直結する航空機へのアフターパーツに認められたという事実。これは製品の性能と安全性、そして精度が圧倒的に優れている事を示す確固たる証拠です。
■K&Pエンジニアリング・ステンレス・マイクロニック・オイルフィルターの特徴
・エレメントに使用されるステンネットは編み上げではなく、レーザーを用いて正確・均一に35ミクロンの穴を並べた医療グレードのフィルタ『304ステンレスフィルタ』を採用。繊維製品と違いオイルを吸収せず、また熱による膨張率も均一なため、常に高い透過率(同じオイルプレッシャーで繊維製品の約7倍)を保ちながらもスラッジの進行を強力に阻止
・さらにインターナルタイプの一部とカートリッジタイプのフィルタ底部には、ネオジムレアアース磁石を配することで金属ゴミを徹底的に吸着
・トップ部分には緊急時用ワンウェイバルブを装備。万が一何らかの理由でフィルター面が完全に目詰まりを起こしてしまってもオイルの潤滑は止まらず、エンジンブローを防止
・使い捨てでは無く『洗浄して半永久的に使用可能』なため、ストックの買い置きは必要無く、当然、処分に困る「オイルまみれのゴミ」を出さなくて済む
・カートリッジの美しい仕上げによる高いドレスアップ効果
パイロットからドラッグレーサー、そしてストリートのドライバー・ライダーなど、幅広い層から多くの支持を得ているK&Pエンジニアリング・ステンレス・マイクロニック・オイルフィルターは、これまでの常識を根底から覆す高い環境性能と、オイルフィルターに求められる各性能を圧倒的高次元で両立させた次世代のオイルフィルターと言えます。
機械好きなら切削加工の美しさに思わずウットリするほどのビジュアルですね。性能はもとよりこの見た目でもかなりそそられますが、もちろん性能面も一級品。
通常、オイルフィルターにはリリーフバルブが付いており、フィルターが詰まった際にはプレッシャーリリーフバルブが開き、濾材を通さずにオイルをエンジンに送ります。スピンオフの飯村さん曰く、通常の紙フィルターだとオイル温度80℃の地点で既に20%以下しかフィルターとして機能しておらず、走行時のほとんどがバルブが開いた状態で、あまりフィルターとして機能していないそうです。一方でK&Pエンジニアリングのステンレスオイルフィルターは編み上げではなく、レーザーを持いて正確・均一に35ミクロンの穴を並べる事で熱膨張を防ぎ、しっかりとフィルター機能を活かしたまま乗る事が出来る代物です。エンジン保護力に於いては最高のフィルターと言えますね。
そんな一級品のオイルフィルターに静電気除去コーティングを施したサービスで提供してくれる「Spin off」。
ボディ用とは違い、艶や撥水性などはありませんが、超高耐久な静電気除去コーティングを施す事で、空気抵抗を低減しオイルの流れを妨げないようにフィルターの機能をさらに底支えします。
という事で試してみました!
交換でお世話になったのは「西国自動車」様。現在看板をリニューアル中で、町の車屋さんの雰囲気がありなじみ深い見た目ですが、各メーカーのエンジン特性の知識やオイルに関してもとても詳しく、古い車から新しい車まで頼りになるお店です。ちょうどオイル交換時期でもあったので一緒にお願いしました。
今回交換したVWのGOLF Rはフィルター交換タイプです。画像を取り忘れましたがオイル交換は効果を試す為にも前回と同じMOTUL 300Vです。
しっかりとK&PとSpin offのロゴがレーザー掘りされてカッコイイですね!見えなくなるのがもったいないです。
紙フィルターとの比較
先述した通り、フィルター交換タイプなのでカッコイイ見た目のボディは付属しません。今回は、純正のフィルターを入れるボディにエレクトル(静電気除去コーティング)を2層塗りで塗布してもらいました。Spin offの飯村さん曰くここに塗るだけでも非常に高い効果が望めるそうです。オイルのまわりが良くなるので、コールドスタートをしてしまう方なんかにも良さそうですね。
今回はGOLF R(2.0Lターボ)とスバルXV(2.0LNA)で使用してみました!
GOLFはオイル交換をしたこともあり、軽やかさとスムーズさが向上しました。オイル温度が上昇すると瞬間燃費は以前より1キロ以上伸びている印象です。エンジンを回すと気持ちよさが増しました!
スバルXV2.0はフィルター交換のみの市街地でこの寒くなった時期にも関わらず150キロ走行して通勤燃費8.5キロだったのが9.5キロと約1キロ平均燃費の向上が見られました。またエンジンがとても軽やかになりました!(交換後しばらく期間を見たため、間で一気に気温が冷え込みました)
性能面でももちろんですが、エンジン保護を考えるととても優れている商品ではないでしょうか。オイルを定期的に交換されたり、「長く気持ちよく乗りたい」方でオイルには拘る方、フィルターも試してみてはいかがでしょうか。
また、静電気除去コーティングもこれからコーティングの世界で需要が増えそうですね。汚れの付きにくさや走行性の向上は走る愉しみを増やしてくれそうですね。
ご興味ある方はビーパックスまたはスピンオフ様までご連絡ください~!
スピンオフ様はSNSもまめに更新されていますので要チェックしてください!
物心がつく前から車が好きで、幼少期にマイカーで回る動物園に行っても車ばっかり追いかけていたそうです。 運転して楽しい車が好きで、ドライブに欠かせないオーディオカスタムもゆっくり楽しんでいます。