スズキ・ジムニーシエラのリア3面に透明度抜群なルミクールSDを施工しました。
本日はフィルムPITの隣接PITで作業をしている電装取付がメインのスタッフ藤井が、毎日の様に目にしているフィルム施工スタッフの作業についてUPします。
車両ご入庫の際、気になるお車への施工中の写真やこだわりポイントなどを普段のフィルムブログより少し多めにご紹介させていただきます。
スズキの人気車ジムニーのリッター車のシエラのリアガラス+リアサイドガラスの3面に、ビーパックスで最もスタンダードで人気のあるスモークフィルム・IKC社のルミクールSDを施工しました。
フィルムラインナップの下から2番目に濃いルミクールNS-008HCをお選びいただきました。
ルミクールNS-008HCはその名の通り可視光線透過率が約8%のスモークフィルムで外からは見えにくい濃い目のフィルムですが、外からの見た目に打って変わって車内からの視認性は意外と良好で、プライバシー製視認性共に両立したフィルムです。
経年退色が極めて少ない着色加工技術の原料着色タイプカーフィルムで、他種の染色タイプに比べ経年変化による変色が極めて少なく、顔料タイプに比べ透明感が高いフィルムです。
UVカット効果はもちろん、上位グレードのシルフィードには劣りますが遮熱冷暖房効率をアップも望めます。
内装を守り日焼けを防ぐため車内の劣化防止にも◎
フィルムは貼り付けするだけで、事故等でガラス破損した際の飛散防止効果もあるため、乗員保護による安全性もUPします。
ノーマル状態のリアガラス↑プライバシーガラスと呼ばれる着色ガラスが装備されていますが、その濃さは非常に薄く昼間は車内がかなり透けて見えますね。
ここに今回8%のフィルム施工していきます。
さてここからは実際のフィルムの施工ですが、施工実績ある車種の場合は弊社でストックしてある型紙からフィルムを1枚ずつ切り出していきます。
未入庫のお車は車両で型取りからスタートします。
お車により様々な形状や内張とのクリアランスを確保して、抜群の仕上がりにするには、まずはこの型取りが重要です!!
国家資格を保有しているプロだからできる技術やノウハウでスタンダードなフィルムの施工でも一切の妥協を許しません。
次は所謂業者貼り!ならではの技術↑リアガラス1枚貼りの準備です。
型から切り出し他フィルムをリアガラスに仮固定し、曲面成型の多いリアガラスの曲面に合わせて熱成型していきます。
ヒートガンの熱風でフィルムを縮めて成型するのですが、ガンの温度管理やフィルムの縮み具合などかなりの技術を要します。
プロならではの正確な熱成型技術で成型した後、大型の水槽にフィルムを移動し成型時に使用するパウダーや埃を綺麗に洗い流します。
大型になるリアガラスフィルムを貼り付けしやすいように下処理を施します。
下処理は残念ですが、企業秘密のため非公開とさせて頂きます。
車内でのフィルム施工前に車両に養生テープやシーツなどで車両を保護していきます。
フィルム施工にはガラス面に施工液を吹き付け貼り込み作業をしていきますが、スプレーボトルも専用のもので吐出量や吐出圧が通常の霧吹きとは異なり、専用にチューンされています。
施工液も貼る個所やガラスのコンディション、フィルムの糊の種類に合わせてプロならではの経験を基に、適度な濃度に調合します。
次は念入りにガラスの下地処理を行い、ガラス面の異物や油膜を徹底的に除去します。
これを怠ると完成時のクオリティにかなり影響しますので念入りに作業します。
下地処理が合わると先ほど成型したフィルムを貼り込みしていきます。
清掃後時間がたつと空気中の塵や埃がガラスに付着するのでここはスピードが重要!!素早く確実に作業を進めます。
リアサイドガラスも同様に作業を進めフィルムを貼り込んでいきます。
車内に乗り込んでの作業のため、動きが制限されるので軽自動車やコンパクトカーなどは大変そうですね(^^;
↑完成後の車外から↑
入庫時のプライバシーガラスに比べかなり濃くなりましたね!
これなら車内のプライバシー保護効果はバッチリですし、リアガラスが黒さを増したことでリアビューが引き締まり、車両自体の見た目もより精悍な印象にになります。
車外からの見た目が↑のように濃いと車内からも相当黒いんじゃ・・・?って思いますが、ルミクールSDはそんなことはなく画像のように原料着色フィルムならではの視認性と高い透明度を誇るので、車内からの視認性は外観からは想像できないくらいに明るく見やすいですよ!!
スモークフィルムを施工したのでパリッと黒くなるのは当たり前ですが、最後にプロショップならではのこだわりをもう少し↑
左上の画像のようにジムニーなどはリアガラス周りの内張がありませんのでガラスの淵がむき出しになります。
左下は画像フィルム施工後ですが、フィルムのカットラインがむき出しになるのでラインが綺麗でなければクオリティダウンしてしまいますが、ご覧のように車両合わせた綺麗なラインでの成型貼り込みによりクオリティは抜群です!!
右上下画像のゲートガラスもリアデフロスターの端子部がありますがフリーハンドカットによる自然なライン取りで違和感のな仕上がりに!
このようにビーパックスでは国家資格保有の施工スタッフが施工することで、単に黒くなるだけじゃない、細かなところまで拘ったカーフィルムの施工を実現しています。
今回は日々、常に隣接PUTで施工作業を目にしているスタッフ目線でのフィルムの紹介でしたが、これからフィルム施工をお考えの方や、施工ショップ選定中の方の参考に少しでもなれば幸いです。
ちなみに夏場はカーフィルム施工が込み合いますので、予約を頂いて施工までに時間を要することが多いですが、秋から冬にかけては比較的スムーズに予約ご案内が可能なシーズンとなりますので施工予約は今が狙い目です!!
気になる施工価格ですが、フィルム施工は車種やフィルムの種類、ガラスへの貼り付け物(TVアンテナやフィルム)等でご提供価格が変動します。
下記の問い合わせフォームもしくはTELにてお気軽にお問い合わせください。
※施工フィルム IKC/ルミクールSD SD-008HC
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。