カロッツェリア「DMH-SF700」は、フィアット500にジャストフィットかも!
私(広瀬)の愛車フィアット500S(チンクエチェント)は、長年ポータブルナビを利用してきましたが、地図データも古くなり最近はスマホのグーグルマップと併用して何とか使えるレベルになっていました。また、純正のオーディオの使い勝手も良くなくて、一度に解決できる方法はないかなぁと考えていました。が、純正デッキが1DINスペースしかない事もあってなかなか良い解決策が思い付かず、1年以上も放置状態でした・・。
しかし、まさに一度に解決できそうな製品が発売されました。
カロッツェリアから発売されたDA(ディスプレイオーディオ)「DMH-SF700」です。
【 製品詳細へ・・ 】
※ディスプレイオーディオとは・・
AV一体式カーナビからナビ部分を取り外した製品。カーナビ機能はスマートフォンの対応する「カーナビアプリ」を使うことでDA上でカーナビとして利用可能。
トヨタでは今後発売される車種ではDAの採用が決まったり、輸入車でもが搭載されている車種が増えていて、今後の主流になっていく感じがあります。
昨年あたりから、ケンウッドやカロッツェリアから後付けできるタイプのDAが登場して、注目を浴びてはいました。そんな中で今回の「DMH-SF700」の最大の魅力は、9インチの大画面モニターが1DINのスペースさえあれば取付可能というところではないでしょうか。
そこでやっと私もポータブルナビと純正デッキから、この「DMH-SF700」に交換する事に決め、先日実際に交換しました。取付後のフィッティングや操作感について、少しレポートしてみます。
交換後の画像です。取付するまではフィアット500に9インチのモニターは大きすぎる気もしたのですが、全然そんな事はありませんでした!
まず、モニターが高精細で非常に綺麗です。そしてスマホとUSB接続する事で様々な機能が利用できるようになります。(・・というか、スマホと繋がないとラジオくらいしか聴けません。。)スマホと接続すると「DMH-SF700」のモニターにタッチしてでマップや音楽・・等の操作が出来ます。ここが、スマホの画面を映すだけのミラーリングとは違うところになります。ミラーリングの場合は、操作はスマホ側で行う必要があります。
遂に、スマホから音楽が聴けるようになりました。当たり前ですが、CDだけの時と比べて圧倒的に便利です(笑)
「DMH-SF700」はオーディオ機能も充実していて、各スピーカーのタイムアライメントが個別に調整可能です。きっちり調整したところ、純正スピーカーでも音質がグッと良くなりました♪
また、取付に関しては、ステアリングリモコンでも操作可能な仕様になっています。やっぱり手元で音量調整できた方が便利ですよね!
Amazon の Fire TV Stick とHDMIで接続すると、Amazonまで観れます。(マップ利用や音楽に比べてスマホの契約プランによっては通信代が気になりそう・・)
— 今回の交換にかかった費用(税別)は下記になります —
●DMH-SF700 本体 ¥108,000
●フィアット用取付金具 ¥25,000
●キャンバスアダプター/ ¥29,000
ステアリングリモコン連動キット
●取付工賃一式 ¥20,000~¥25,000
以上、ざっと感じた事でのレポートになります。
結果的には交換して大正解でした。
ただし、実際に使用してみて少し気になる点もありました。(私のスマホ android での使用感になります。iPhone だとまた違いがありそうです)
【1】DAの仕様上、仕方ないとも思えるがスマホを繋いでマップ機能が立ち上がるまで時間がかかる。
【2】音声入力のALEXA(アレクサ)を使用すると、Android Auto(アンドロイドオート)との接続が不安定?になる。
【3】メニュー画面をカスタマイズしても、電源のON/OFFで元に戻る。
【4】操作性が従来のナビやデッキとは大きく違い、私の親世代には馴染みにくいかも。
【2】【3】に関しては、今後のバージョンアップでの改善に期待したいですね。
またDAは、一般的にはTVチューナーは内蔵していません。私は問題はありませんが、TVを視聴したい方の場合はマイナスポイントになるかも知れません。
以上、同じ仕様のフィアット500はもちろん、同じような悩みを抱えた1DINスペースしかない車種の少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
愛車はシトロエンのベルランゴになりました。テスト的にコーティング施工前と施工後で何度か洗車をしましたが、コーティング施工後は洗い上げから、拭き取りが本当に早く楽になりました。大きいサイズの車両ほど、コーティングが必須だと身をもって実感しています。