B-PACSBLOG2020ちゃんと記録できてますか!? いまだからできる愛車のメンテナンスでトラブルを未然に防ぎましょう!

ちゃんと記録できてますか!? いまだからできる愛車のメンテナンスでトラブルを未然に防ぎましょう!

2020/05/09 17:37 CATEGORY: ショップ 電装全般

2017年、東名高速で発生した「あおり運転」による死亡事故関連のニュースが大々的に報道され急速に需要が増えたドライブレコーダー。

当店でも多くのお車に取付けさせていただいています。

 

そんなドライブレコーダーですが走行中の録画データを記録するのに「SDカード」が使われているのはご存知だと思います。

この「SDカード」、ずっと使えるものだと思われている方もおられると思いますが…。

実は違うんです!!

ドライブレコーダーは小さなビデオカメラのようなものですが、大きな違いはドライブレコーダーは動画を“撮り続ける”というところです。

一般的なビデオカメラは、撮りたいと思った時に録画ボタンを押し数分から長くても数十分くらいを撮ります。

しかしドライブレコーダーは、エンジンをかけると自動的に電源が入り録画がスタートします。運転している限りはずっと録画している状態なんです。

そんなドライブレコーダーで撮影した動画データは、本体に挿入したmicroSDカードに記録されていきます。当然、microSDカードの容量には限界がありますがドライブレコーダーでは、まるで限界がないかのように撮り続けます。なぜかと言えば、限界に達する前に過去の映像を消していきながら新たな映像を上書き記録していくからです。

ここが一般的な使い方をしているビデオカメラとの最大の違いになります!

例えば容量が16GBのmicroSDカードを使っている場合は、数時間ごとに映像データが上書き=書き換えされていきます。この上書きや書き換えはmicroSDカードにとっては負荷になります。何度も書き込むことでmicroSDカード内の素子が少しずつダメージをうけていき、いずれエラーが発生したり記録できなくなったりします。

そのため、定期的に新しいmicroSDカードに交換する必要があるのです。

「microSDカードは、定期的に新しいものに交換しましょう」と言っても、なかなかコストが掛かります。そこで、まずは使っているmicroSDカードを大事に使って少しでも寿命を長くしましょう。

そのためには、定期的な「フォーマット」が欠かせません。

フォーマットとは、「初期化」とも呼ばれるものです。これまで撮った記録を全て消去して、データ上は使い始めた頃の状態に戻すことです。簡単に言えば、microSDカードの中を大掃除しましょうということです。

何度も何度も動画データを上書きしていくと、SDカードの中が乱雑になってデータの読み書きがしづらくなります。その状況で使い続けると、ついには録画エラーが発生したり記録した動画データが再生できなくなったりします。寿命が本来よりも短くなってしまう可能性があるのです。

そんな危険を防ぐために、microSDカードの中のデータを一気にキレイにするのが「フォーマット」です。

操作はドライブレコーダーのメーカーや機種によっても違いますが、説明書の手順通り行えば誰にでも簡単にできます。

新型コロナウイルスによる外出自粛で、休みの日は家の片づけや大掃除をされている方も多いと思います。  ついでに家にいながらできる愛車のメンテナンスもやっちゃいましょう!

 

現在、新型コロナウイルスの様々な影響が出てきておりますが、車は災害時や危機に際してのライフラインの一つであると考え、感染リスク対応など最大限の対策を行いながら営業させていただいております。

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