「警報」黄砂に気を付けてください!!
「黄砂とは?」
英語では「Asian Dust(アジアの塵)」と呼ばれるように、アジア大陸内陸部に広がる砂漠地帯などで発生した砂嵐が発生源です。
粒の大きい(つまり重い)砂は近場に落ちますが、ミクロン単位の極小の(つまり軽い)砂は風に乗って、はるばる日本までやってきます。
日本までやって来る黄砂は、実に0.5〜5ミクロン程度で、これはタバコの煙(0.2〜0.5ミクロン)に近いほどの小ささです。
「黄砂による塗装への影響」
黄砂は普通の砂、埃とは違い、工場地帯を通過する際に硫黄酸化物や窒素酸化物など様々な汚染物質を吸着しながら飛んできます。
黄砂がボディに付着後、雨などの水分を含むと、黄砂から汚染物質が溶け出し、真っ白なシミになることもあるようです。
放っておいてもシミになり、洗おうとしたら傷が入る・・・
一つも良いことがありませんね。
「上手に洗車する方法」
・ボディ表面に付着している黄砂を水の力で流す。
砂が付いたままゴシゴシとスポンジで擦ると、黄砂は砂なので車のボディが傷ついてしまう原因となります。
高圧洗浄機なども活用するとより黄砂が落ちやすくなります。
・しっかりと泡を作って優しく洗う。
洗車用シャンプーをバケツに適量入れ、きめ細かい泡を作ってください。
泡立てる理由は黄砂を泡に吸着させる効果と、泡をスポンジとのクッション代わりにすることで洗車の際の傷を最小限に防ぐ効果があります。
次に出来た泡をスポンジに染み込ませボディに泡を置くという感じで泡を垂らします。
表面を泡で覆うことによりここでも傷を防ぐ効果があります。
ゴシゴシ洗うのではなく優しく力を抜いて表面を撫でるように洗ってください。
・最後にしっかりと水でシャンプーを洗い流します。
流し終わると、すばやく水分をふき取って完成です。
黄砂を放置して雨が降ると粒子が張り付いてしまい簡単には取れなくなってしますので普段よりこまめな洗車が車を綺麗に保つ秘訣だと思います。
黄砂が張り付いた状態は、言ってみればボディー全体に「紙やすり」をまとっているようなものなので早めの対処をよろしくお願いします。
ビーパックスでは手洗いによる洗車メニューもありますのでぜひ活用してくださいね。
小学生の時に車の魅力に惹かれて、今では車を綺麗にする事に夢中になっています。 趣味は、ゲーム・寝る事・洗車…子供の頃のワクワク感を忘れず、楽しく作業をしています。