パッソにガラスのウロコ取り＋ガラス撥水コーティングを施工しました。

「ガラスのウロコの正体は？」

ウロコの主な成分は、水分に含まれている炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどのミネラルやケイ素、カルキが水分の蒸発で水玉状に固着したものです。
ミネラルは特に硬度の高い水道水を多く含み、洗車後に残留した水玉を拭き取る前に蒸発させるとガラスにウロコができます。
特に夏などの直射日光が当たっている状態で洗車などを行うと付着しやすいですね。

「では、防ぐ手はあるのか？」

一番は、汚れをすばやく除去してあげる事です。
フロントガラスのワイパーが動いている部分には不思議とウロコが少ないと思いませんか？
ワイパーのゴムが汚れを削り取りガラスの表面を綺麗にしているから綺麗なんですよ。
ワイパーが当たらない所に関しては洗車やガラスクリーナーなどで細かく拭くのがベストです。

今回施工の車は長年の汚れにより水が垂れた跡のようなウロコが多層積層になっており、市販のウロコ取りなどでは落ちない状態のため当店をご利用いただきました。

ウロコを取る方法はたくさんありますが、一番簡単に消すなら酸で溶かす方法がありますがガラスも一緒に溶けたり周りの部品などにも被害が出るためオススメ出来ません。（プロショップでもこの方法で施工している店が一番多いので気をつけてください。）
次にポリッシャーと専用バフを使用して磨きとる方法。
傷が入るのが少し気を使うやり方ではあります・・・
そして今回施工したやり方の、地道に専用パッドとクリーナーで磨く方法。
試してきた中で一番傷が入らないので傷が気になる方はオススメの施工方法です。

長々と書きましたが施工方法は地道に磨きました！！

施工時間は４時間！！

腕が、もげそうなくらい痛かったですがすごく綺麗になったとお客様に言ってもらえたので満足です。

①施工前