B-PACSBLOG2017フェラーリ488 SPIDERにセラミックプロ9Hを施工しました。

フェラーリ488 SPIDERにセラミックプロ9Hを施工しました。

ビーパックス京都店の林田です。

今回ご紹介するのはフェラーリ 488 SPIDERです。

待ってましたフェラーリ!!

もう入庫前からテンションが上るくらい施工を楽しみにしていた1台。。

まず塗装面をしっかり見ていきますが昔と違い今はフェラーリも塗装は機械で塗る時代・・・

ですが、小傷はたくさん付いているのはよく知られている事です。

昔の1990年までは小傷が新車の状態でも多い!!といった問題は多かったようで、1991年にルカ・ディ・モンテゼーモロ前社長がフェラーリCEOに就任した時にこの問題を解消すべくいろいろ改善策が採られたみたいで、488は私が思っていたフェラーリよりも塗装の状態は良好でした。

どんな車でも新車で「無傷」というものはなく、輸入車はそれぞれの国に運んだ段階でそれなりの傷があり、それは各国で補修するのが通例です。

日本でも納車前に磨かれているのでしょうが、結構磨き傷がたくさんついているんですよ・・・

なので、磨き作業はかならず行います!!

施工するコーティングは「セラミックプロ9H 10レイヤー」

セラミックプロは塗装面に多重コーティングすることで、最高硬度9H(10レイヤー)の硬さと優れた防汚性能と高い光沢性能を持つ、積層ナノセラミック・コーティングです。

強力なセラミック被膜は長期間にわたって塗装を保護日常の洗車も簡単・迅速洗浄することができます。

最大の特徴は傷が付きにくい!!

驚きの性能は動画をご覧いただければよく分かると思います。

 

それでは施工のご紹介です。

①まずは塗装表面に付着した汚れを落とすために洗車を行います。

新車時には養生跡の糊や、運ばれているときに付着した鉄粉・タールなども確認し除去します。

 

②マスキング

ポリッシュ作業時は回転するポリッシャーで磨きますので、触れると削れたり影響が出る場所をしっかり養生します。

 

③ポリッシュ作業

ポリッシャー・バフ・コンパウンドなどで傷を調整しながら磨いていきます。

 

④磨くとコンパウンドの粉が付着するので再度洗車で落としていきます。

この際、ポリッシャーの摩擦で出た静電気も一緒に除去でき後のコーティングの定着性を上げる効果もあります。

 

⑤洗車が終わるとエアブロー・脱脂作業を行いセラミックプロ9Hを塗り込んでいきます。

コーティング塗り込み→拭き上げ→焼付け(乾燥)を10回繰り返しします。

一層ごとの密着性を高めることにより高いレベルでの多層コーティングを実現します。

 

⑥完成

セラミックプロ9Hの圧倒的な艶が見てとれます。

1層ずつ塗りこむにつれ増していく艶・・・

このコーティングでしか再現できない艶です!!

 

⑦完成動画

 

日本車には無いフェラーリならではの赤ですね。

コーティングを塗りこむと艶は確かに出ますが、もっと深みのある艶を出すにはやはり磨きの工程が一番大切だと私は思います。

言葉で表現すると少ない工程ですが実際かなりの時間が掛かっていますし、最近は新車なら1日・2日で納車したりする業者が増えつつありますが

実際ちゃんと施工しているのかな?と疑問に思うところです。

皆様のお車はどこでコーティングされていますか?

満足されていますか?

 

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STAFF
林田 尚也
NAOYA HAYASHIDA
担当:店長/コーティング
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小学生の時に車の魅力に惹かれて、今では車を綺麗にする事に夢中になっています。 趣味は、ゲーム・寝る事・洗車…子供の頃のワクワク感を忘れず、楽しく作業をしています。