カーシャンプーは使わないとダメなのか?
ビーパックス京都店の林田です。
今回はコーティングのよくある質問のカーシャンプーは使わないとダメなのか?をお答えしたいと思います。
みなさんは普段洗車をする時、カーシャンプーを使っていますか?
カーシャンプーって実は、洗車をする時に必要である重要な役割があるんです!
まず、カーシャンプーを使うことによって、潤滑剤となり摩擦を減らすことができます。
水だけで車を洗えば摩擦が多く起こり、すべりが悪く洗車キズがつくのは想像できますが、この摩擦を軽減させ、洗車キズをつきにくくすることが
シャンプーを使う大きな理由です。
その他にはシャンプーの成分で入っている界面活性剤の役割です。
界面活性剤の役割として3つがあげられます。
①汚れを浮かし落としやすくさせる
②ボディとスポンジの滑りを良くする
③摩擦を軽減させることで洗車キズを防ぐ
図にすると・・・
よくスポンジでゴシゴシ洗い汚れを落とすと考えられる方もおられますが実際は界面活性剤の効果により汚れが浮くのでスポンジに力を込めなくても簡単に汚れが落とせます。
次にシャンプーを選ぶにあたり注意する事として自動車用品店のシャンプー売り場では普通に販売されていますが、コンパウンド
(水垢取りシャンプー)やワックス(撥水性シャンプー)などの成分はあまり良くありません。
イオン活性剤やポリマー成分なども、入っていないほうがもちろん良いです。
これらの成分は界面活性剤の性能を落とし、本来、汚れ除去を目的としたシャンプーの
意味をなくしてしまいます。
その場、その時は良いかもしれませんが、長い目で見るとコーティング被膜や塗装の劣化が早かったりと
あまりよい結果は期待できません。
この事から選ぶのは中性シャンプーでシンプルに界面活性剤しか入ってないものを選ぶのを私はオススメします。
これまでいい事ばかりを書いてきましたが・・・・では、カーシャンプーにデメリットはないのか?
シャンプー洗車の注意事項としては簡単にシャンプーの成分が残留しシミにしてしまうことです。
2つあげるとすれば、炎天下の中で洗車をしており水で流すのを忘れて乾いたり、エッジなどの細かい隙間に残ったシャンプーが洗車後流れ落ちシミになると言った感じです。
読んでいて分かった人もおられると思いますがシャンプーをしっかり流せば良いんです!!
これからの時期じわじわと気温も上っていくのでシャンプーの乾きには十分注意が必要です。
皆様いかがでしたでしょうか?
これからも皆様の洗車やコーティングに関する?を当ブログにて答えていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小学生の時に車の魅力に惹かれて、今では車を綺麗にする事に夢中になっています。 趣味は、ゲーム・寝る事・洗車…子供の頃のワクワク感を忘れず、楽しく作業をしています。