B-PACSBLOG2016コーティング作業工程をお見せします。

コーティング作業工程をお見せします。

2016/01/31 15:04 CATEGORY: ボディーコーティング

こんにちは ビーパックス京都店 スタッフ村田です。

今回、マツダ・アクセラ コーティング施工 ハイドロフィニッシュ施工を行いました。

普段なら、完成写真がドーンとUPしていますが…今回はチョットだけですが、ビーパックスでのコーティング施工は、どのように?施工しているのか写真と共に説明させていただきます。

「施工車・マツダ・アクセラ」 ご納車されてからの当店での入庫でしたので、新車からの施工です。{注(経年車とは若干ですが施工内容は違います。)}

画像1・洗車・拭き上げ

新車の場合…塗装上に油分が付いていますので、洗車で油分等を洗い流します。

経年車の場合…油分はもちろん、砂・ホコリを洗い流しますが、鉄粉・タールなど汚れの取れにくいものは、弱アルカリ性の洗剤・粘土等を使用して塗装上に付着物を取り除きます。

洗車が終われば、拭き上げです。完全に水分をとります。パーツの隙間には、エアーガンで水分を飛ばします。

画像2・マスキング(養生)

DSCN8214

ポリッシュ(研磨)作業を行う前に、メッキパーツ・ゴムパーツ・樹脂パーツなどキズが付くと交換しなければならないパーツにマスキンテープを使用し養生保護します。新車・経年車も同等作業を行います。

画像3 ポリッシュ(研磨作業)

コーティング剤の性能を発揮させる為、なおかつコーティングの効果を持続させるためには、コーティング皮膜の「定着率」が最も重要となります。
汚れやキズのない平滑な状態の塗装面にコーティング剤を塗布した場合、コーティング皮膜の厚みは均一になります。この時、コーティング剤が分子間で互いに引き合う力も均等になり、強固に分子結合して硬化します。硬化した皮膜と塗装面との間には付着物や隙間がないため、コーティング皮膜はボディーにしっかりと定着するので研磨作業は、重要な作業です。

「磨き」に必要な道具は、「ポリッシャー」、「バフ」、「コンパウンド」の3つです。 「ポリッシャー」とは、先端に装着した「バフ」を回転させ研磨を行うための道具で、動力として「電動」タイプと「エアー」タイプの大きく2つに分類されます。電動タイプはエアータイプよりもトルクがあり、強い研磨力が出せます。エアータイプはユニット自体が電動タイプよりも軽く、コントロールしやすいのが特徴です。ポリッシャーの種類として、「シングル」、「ギヤアクション」、「ダブルアクション」がよく使われており、その他にも数種類あります。それぞれ研磨力と回転軌道が異なり、使い分けることで研磨をコントロールします。

「バフ」はポリッシャーの先端に装着して使用する、円形のヤスリです。バフの材質には様々な種類があり、その中でも代表的なものが「スポンジバフ」と「ウールバフ」です。さらにそれぞれについて、目の粗さ、硬さ、形状、毛足の長さ・カットの仕方などで種類があり、研磨力と艶の出方が異なります。

画像4 コーティング散布・拭き上げ

ムラ無くコーティング剤を塗りこみ・ムラ無く拭き上げれば完成です。

画像5 乾燥(焼き付け)

本来、コーティングの初期乾燥は約1~2時間で表面乾燥しますが、完全乾燥するには、1日以上掛かります。当店では、遠赤ヒーターを使用して、完全乾燥に近い状態でのコーティングでお返しいたします。(初期の雨染み等の汚れを付きにくくする為、遠赤で乾燥しています。)

画像6 完成

スタンダードコーティング~プレミアコーティングまで、あらゆるコーティングを取り扱いしております。

コーティング等気軽にご相談・ご来店お待ちしております。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。