30アルファード デッドニング
京都店の藤井です。
本日は30系アルファードのデッドニングを施工しました。
ドアデッドニングは京都店でも人気のメニューですが、
ご商談時にドア内張りを外した状態の完成写真を
お見せする程度で実際の作業内容を見て頂くことはありませんので、
今回コチラでお見せしたいと思います。
まずはフロントドアの内張りを外します。
30系になってから少し外しやすくなりました!!
スピーカー裏も施工をするのでスピーカーを外していきます。
スピーカーの固定は先代もリベットでしたが、
ココはしっかりと継承されています・・・。
コチラはドリルでリベットを潰していきます。
防水ビニールを剥がしていきます。
ベタベタとしたブチルゴムで固定されていて、
周りを汚してしまう可能性があるので要注意!ですね。
うっかり衣服等に付着するとかなり厄介です・・・。
少しコツが要りますが、なるべくドア側にブチルを残さずに剥がしていきます。
残ったブチルゴムをひとつ残らず除去していきます。
先程の作業でどれだけブチルを残さず、ビニールシートを剥がすかで
この作業がかなり時短されます。
制振材をカットしていきます。
ブチル系ゴムやアルミシートを使用していますので、
カッターを入れてもなかなか切れず大変な作業です。
黙々と切り続けて正方形の制振材が沢山出来上がりました。
これだけ切るのに結構な時間がかかります。
アウターパネル(外板の裏側)に等間隔で
正方形の制振材を貼付けしていきます。
制振効果は一面貼りしたほうが良い??様にも思えますが、
制振材による重量増を減らすためにスポット貼りがおすすめです。
貼れば貼る程、当然ですが重くなりドアヒンジへの負担が増えます。
スピーカー裏は少し大きめの制振材を貼付け、
その上から吸音材を貼付けます。
アウターパネルは独自の型取り方法でサービスホールを型取り、
ハーネスやドアワイヤーなどを避けながら制振材を貼付けていきます。
デッドニングはただサービスホールを埋めるイメージが強いですが、
パネルの板厚の薄い剛性の低い場所などを
しっかり施工しないと効果が薄れてしまいます。
ヘラでしっかりとパネルに密着させないと
いくら広範囲に貼っても効果はありません。
しっかりとパネルに密着させて完成です。
京都店のフロントドアデッドニング
スタンダードコース¥40,000(税抜)の作業の紹介でした。
車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。